2008-08-12

排ガス、炭酸ガスとアレルギーの関係

国立成育医療センター研究所の調査によればダニやスギ花粉でアレルギーを引き起こす割合は、1950~60年代生まれでは4~5割、1970年代生まれは9割。アトピー性皮膚炎でみると厚生労働省調査によれば39万9千人(平成11年10月)で過去数十年間は増加の一途をたどっています。
今回は、心と免疫機能の関係?!その2【心とアレルギー】に引き続いて、免疫革命(著者:安保徹)で触れられている興味深い記事を紹介したいと思います。
                         
私たちの免疫細胞には、マクロファージや顆粒球などの血球系免疫細胞と、T細胞やB細胞などのリンパ球系免疫細胞に分類されます。アレルギー反応は抗原に対しての免疫反応ですが、主に働いているのはリンパ球系の免疫細胞になります。
安保氏によれば、アレルギー反応を引き起こすリンパ球系の免疫細胞が活性化するのは副交感神経が優位になっているとき。逆に血球系の免疫細胞が活性化するのは交感神経が優位になっているときとあります。この理由については、私もよくわかりませんが(今後調べてみますが)、アレルギー増加の原因にこの副交感神経優位の環境や生活環があると述べられています。そしてこの副交感神経優位の生活となった原因に圧力不足という視点が前回の記事で述べられています。
                          
今日はこの副交感神経優位を招いているもう一つの原因について紹介したいと思います。

(さらに…)

  投稿者 nannoki | 2008-08-12 | Posted in Z01.アレルギーが増えるのはなんで?4 Comments »