2008-08-09
「くすり」って、何だろう?・・・最も流通しているアスピリン(世界初の合成医薬品が大量生産大量消費の始まり)
finalcutさんのエントリーで、「くすり」についての大きな4つの変遷について紹介が有りました。
今日はその中の、「2.合成薬(アスピリン)の開発」 について、迫りたいと思います。
風邪をひいて高熱と頭痛に悩むとき 😥 、たいていは医者の診察を受ける前に薬局でアスピリン(aspirin)を買い求め 服用する。それでもだめなら医院や病院
に駆け込む。おそらく、今日ではこれが大半の人のライフスタイルでしょう。
アスピリンは医師の処方箋がなくても患者が薬局で直接購入できるいわゆるOTC(over the counter)医薬品の代表であり、解熱鎮痛薬として世界でもっともポピュラーな薬品です。(ちなみにアスピリンを制酸剤でで包んだ薬がバファリンです。)
アスピリンは化学的には アセチルサリチル酸という非常に簡単な有機化合物で、合成により供給されています。ではアスピリンはどんな経緯で医薬品として確固たる地位を得たのでしょうか。
その前に ぽちっとお願いします。