2007-02-05
世界のトイレ事情~下水道に頼らない『エコサン』とは?~
こんばんは かっし~です
ヤフーでこんなニュースを発見
リサイクル下水、飲むしかない…干ばつ豪、08年から
オーストラリアで干ばつによる深刻な水不足から、飲料水にまで影響 そのため、下水を飲料用にリサイクル処理した水を使用せざるをえないというものです
人々の反発は大きいようですが、飲料水ではなく、トイレで流す水が優先されるとは、矛盾だらけのように思います
ここでは、下水の質が問題とされていますが、今までのブログでも述べてきたように、現在の、生活雑排水を全て下水道に流して、下水処理施設で処理することは色々な面で問題点を抱えているということです 👿
今回は、いよいよ、下水道に頼らない、新たなウンチ・オシッコの行方のお話です
下水道ではない、かといって、日本古来の汲み取り式便所ともちょっと違う、処理方法に可能性はあるのか
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環境を飛び越えた主食
食材を自ら加工する術を失った民族が生き残れるか?
にもあったように、古来から各国それぞれの環境に応じたものを食べてきたからなのか、 最近気づくと体が自然と和食を好むなあ、 と感じます。もちろん洋食・肉もべるんだけど、昔ほど惹かれない。
飽食の時代、飯時に何が食べたいか?なんて考えると選ぶのも面倒で、 普段それ程真剣に考えてませんが、 米を口にしたいと感じることが多くなりました。
この主食、 海外に行ったりすると文化や気質とともに強く違いを意識させられますよね。小麦・米・トウモロコシなどが世界各地で主に摂られている主食ですが、日本でも近年は 米の消費量が減り、パン食 や麺類など、小麦が定着してます。
画像:「扇弥商店」さんより 画像:日の出製麺所さんより
最近の日本人が食べている米と麦との主食の違い。 普段は種類が違う、位にしか考えてませんが、中身にはどんな違いがあるのか気になったので調べてみました。
今でこそ豊富な副食が 溢れてますが、日本でも昔は必要な栄養を主食に負う所が大きかったはずなので、必要不可欠な栄養をどう摂れるか、 の違いとして「アミノ酸飲料よ、今いずこ?」でも紹介されていた必須アミノ酸を見てみると。。。
米には必須アミノ酸のうち、リジンが不足し、
麦はリジン、メチオニン、スレオニンが余り含まれません。
我々の身体で働く 10万種類くらいの蛋白質は、20種類のアミノ酸の何百もの繋がりで作られ、それだけの数の連鎖となると必須アミノ酸のいずれかも1度は使われるので、一種でも足りないと蛋白質が合成できず、体の機能を損ないます。 バランスが大切ですね。
食品と摂取できる必須アミノ酸のバランスや量を見る指標にプロテインスコア、アミノ酸スコアというものがあります。
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「食」と集団は切っても切れない縁!!
みなさん、コンニチワ
みわつんです
「食生活や食品が乱れている食品があぶない」って今、みんな気にしているトコロですよね
本や、インターネットでも、「ミートボールは、肉だんごではない!」「豚の羊水からシャンプーの匂い・・・」など、衝撃の記事の数々・・・。
(当サイトでも、コンビニおにぎり実験しています)
そうなると、まずは
「外食やコンビニは止めて・・・」「冷凍食品ではなく、家で作ったものを・・・」
と、なって、そうすると、今度は、
「材料には無農薬の野菜を・・・」「肉も、ちゃんとした飼料によって育てられたものを・・・」
となりますよね・・・・。
なるんだけど・・・・:-(
つづきはこちら
エントロピー則からみる自然の循環構造 [第2回] ~『熱』lって何だろう? ①~
こんにちわ、asaokaです。
画像は[アイラブサイエンス]より引用させて頂きました。
まず、前回ふれた熱力学の第二法則(エントロピーの増大則)に従えば、エントロピー(≒汚れ)は際限無く増大・蓄積していく一方であることを示しています。
このことを極論して、宇宙論や気象論などの科学的視点がまだ不十分な19世紀末のトムソン(絶対温度を生んだケルビン卿)は、世紀末論的に世界は死に至ってしまう「熱死」と表現しました。
しかし、エントロピー増大則は“事実”法則ですが、この「熱死」は物質系のうち孤立系または限られた平衡系を対象にした閉鎖系でみた場合のことで、実際の地球上の自然は、例えば太陽と地球との「放射収支」や地球上での熱輸送の「子午面循環(ハドレー循環など)」などエントロピーを処分する循環機能が働いてそのようなことにはなっていません。
つまり、環境問題を扱う場合の対象世界の(生物も含む)自然は開放系であり、開放系でエントロピーを扱うという視点が不可欠であることを、先に触れておきます。
さて、開放系にエントロピー則を導入して、具体的な自然の循環現象およびそれの乱れによる環境問題の中身に入る前に、今回はエントロピー則の基礎となる『熱』について、[熱とは?:暖かさ⇒温度⇒熱、そしてエントロピーへ]の流れで扱いたいと思います。
(※長くなったので前半と後半の2回に分けて投稿します。
前半は、「暖かさ⇒温度⇒熱の概念創出⇒物と熱の関係」まで、後半は、「熱量⇒エネルギー⇒気体の熱的性質」。
尚、補足資料として「熱の歴史年表」を追加投稿します。)
ところで、火災を大きくする原因でもありよく知られている自然現象のひとつに『フェーン現象』というのがあります 🙄
山岳の風上側よりも風下側の方が気温が高く乾いた風が吹いてくる現象ですが、これは熱論的に説明できる現象なんですね。
今回、投稿を最後まで読んでこの現象を熱学的に説明できるようになになりましょう 😀
(解答は、後半の投稿の最後に記します)
では、本題に入ります。
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アミノ酸飲料よ、今いずこ?
最近、TVのCMでも、コンビニとかでもアミノ酸飲料を見かけなくなったなあ・・・・と、思うのは私だけでしょうか?
・「燃焼系 燃焼系 アミノ式 ・・。」という歌と独特の体操が印象に残るもの。
・有名スポーツ選手が出てくるもの。
・昔のヒーローモノであったゴレンジャーのバッタもんが出てくるもの等々・・・。
がTVCMによく登場していましたね。
★あれは一体どこへ行ったのでしょうか?
アミノ酸飲料が流行った背景は、2000年シドニーオリンピックで、金メダルを取った高橋尚子選手が愛飲していたこと。
これがマスコミで取り上げられたのを契機に、03年には種類も豊富になり、ダイエット効果や健康によいということで、一般的に出回っていましたね。
う~ん、懐かしいぃ。
そこで 巷から姿を消したアミノ酸飲料を追っかけてみました。 🙄
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スーパーファンド法によるグリーンビジネスの推進
馬場さんが書かれていた『土壌汚染の歴史~公害問題から環境問題・グリーンビジネスへ』の中の
>アメリカでは、そもそも産業跡地の再利用を促進するために、土壌汚染の浄化を法制化して来た側面もあるようです。<
が気になって、調べてみました
さすがグリーンビジネスの先進地(?)アメリカですね。
スーパーファンド法という、厳しい法律によって土壌汚染浄化ビジネスを推し進めて来ています。
スーパーファンド法とは
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二酸化炭素による温暖化って本当?第4回 ~地球は数万年サイクルで温暖化・寒冷化する~
simasanです。ところで、ミランコビッチサイクルって知ってますか?
1920~30年代に、セルビアの地球物理学者M.ミランコビッチは、地球に入射する日射量の緯度分布と季節変化について、当時得られる最高精度の公転軌道変化の理論を用いて計算しました。その精度が地質学界で認められてきたことからこの名があります。
この数値は、1960年代まで地質学者たちの間で用いられてきましたが、放射性炭素年代測定法などが普及するに伴い廃れかかりました。しかし、70年代に海洋底のボーリング調査から採取された微生物化石の酸素同位体比の変化から、中生代~古生代の地層からもミランコビッチサイクルと思われる周期的変化が確認され,一躍注目されることになりました。
さて、ミランコビッチサイクルとは?
地球の ①公転軌道の離心率、②地軸の傾きの周期的変化、さらに ③地軸の歳差運動と、3つの周期のことを言う。理論計算では、周期は約2万年、約4万年、約10万年らしい。
①公転軌道の離心率の変化 ②地軸の傾きの変化 ③地軸の歳差運動
図はウィキペディアより引用
①は楕円であることを極端に強調しているが、地球の太陽からの距離が毎年変化している。
②の現在の地軸の傾きは23.4度であるが、22.1度から24.5度の間で変化する。
③は地球の地軸はコマの首振り運動と同じ挙動で動いていることを示している。
では、このミランコビッチサイクルは、地球の気候変化にどういう影響を与えているのでしょうか? 🙄
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安全と安心のギャップだって?・・・(SPEED’98とExTEND2005の間に何が?)
大晦日の記事
『ダイオキシンの規制強化』も『内分泌撹乱化学物質の規制骨抜き』も、
『儲かるものが一番』という『市場原理』の、『表と裏』だったのです!
を読んでからずっと、環境ホルモンってほんとに大騒ぎしておきながらその後どうなったのか気になっていました。
環境ホルモン問題がクローズアップされた1990年代に、環境庁は「環境ホルモン戦略計画SPEED’98」―(1998/5/13環境庁)―を発表、かなり強いワーニングを発信している。http://www.env.go.jp/chemi/end/endindex.html
SPEED‘98
人や野生生物の内分泌作用を攪乱し、生殖機能阻害、悪性腫瘍等を引き起こす可能性のある外因性内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)による環境汚染は、科学的には未解明は点が多く残されているものの、世代を越えた深刻な影響をもたらすおそれがあることから環境保全上の重要課題である。
(1)内分泌攪乱化学物質問題
「外因性内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)」とは、「動物の生体内に取り込まれた 場合に、本来、その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物 質」を意味する。
近年、専門家より環境中に存在するいくつかの化学物質が、動物の体内のホルモン作用 を攪乱することを通じて、生殖機能を阻害したり、悪性腫瘍を引き起こすなどの悪影響を 及ぼしている可能性が指摘されており、環境保全行政上の新たで重要な課題の一つとなっ ている。
3.本問題に対する環境庁の対応方針について
(1)基本的な考え方
内分泌攪乱化学物質問題については、科学研究の分野においてはいまだ緒についたばかりであり、科学的には不明な点が多々残されている。しかし、これまでの科学的知見が指 し示すように、人の健康及び生態系に取り返しのつかない重大な影響を及ぼす危険性をはらんだ問題である。
このため、学際的なフォーラムの下で科学的研究を加速的に推進しつつ、行政部局においては、今後急速に増すであろう新しい科学的知見に基づいて、行政的手段を遅滞なく講 じうる体制を早期に準備することが必要となる。
「人の健康及び生態系に取り返しのつかない重大な影響を及ぼす危険性をはらんだ問題」
という表現に相当な危機感を抱いていることが伝わってくる。今、本腰を入れて取組まなければ人類の未来は大変なことになるぞ・・・と。
それが・・・
不二家が騒がれるのは、何で??
こんにちは 😀 さんぽ です。
雪印 の事件に続き、今度は「期限切れ原材料使用問題」の不二家 が騒がれてますね~
その報道 を見ていて思ったのが、きっと一昔前だったらこんなに騒がれなかっただろうなぁということ。
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エントロピー則からみる自然の循環構造 [第1回] ~環境問題の対象“世界”とそこでの自然の“則”~
こんにちは、asaokaです。
エントロピー則からみる自然の循環構造 ~プロローグ~でふれたように、『自然の物質循環構造』についての科学的理解と、自然循環の摂理に則った『環境評価指標値』の模索に入っていきます。
内容は、環境に対する見識として非常に共感させて頂いている、槌田 敦 氏の
『「熱学外論 -生命・環境を含む開放系の熱理論-」 槌田 敦 著』
を紹介・参考にしながら考えていきます。
まず、最近は、大学の学部とか企業広報とか、様々なところで“環境”という言葉が使われますが、考えてみればこの言葉のもつ対象世界は抽象的ですよね
そこで、まず、第一回の今回は、環境問題を考えるうえで対象となる“世界”と、その世界での科学的“則”について考えてみます。
(画像は「自然界の基本の力、法則を観る (藤田 佳孝)」より引用させていただきました)
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