2006-12-17

江戸のリサイクルから何を学ぶか?

江戸時代が循環型社会のモデルとして注目されれているのはご存知でしょうか?
    
自然の循環と社会の循環が,資源と廃物によってしっかりと循環し、
廃棄物問題はほとんどなかったようです。
   
f16.jpg
【江戸時代以後の豊かな循環社会】 「地球環境問題を考える」より図引用してます)
     
しかし、それまでは、水田が到るところで開発され、周辺の山から草が肥料として使用され、
さらに戦国の戦乱によって、日本の山は深山を除き栄養を失い殆どがはげ山の状態だった。
   
なんと、世界最大都市となった江戸は、滅亡しようとしていた!
    
以下、るいネットなぜ、江戸時代の日本は滅亡しなかったのか?(阪本さん)より引用
   
>人工の急拡大によって木材が大量に消費され、
山から木が消えると、土壌流出が起こり、肥沃な土が流れてしまう。
   
>その結果、森林から有機物の供給を受けていた下流の田畑では土が貧しくなり、
収穫量の減少、飢饉が多発するようになった。
   
>かくして、日本の4分の1の森林は失われ、江戸時代の日本社会は、
他の滅亡した文明と同様に、近いうちに崩壊してもおかしくない状況にあったのである。

   
ところが、この荒れ果てたはげ山が森林に戻っていきます。
    
どんな大転換が行なわれていたのか?知りたいっと思った方は、ポチっとお願いします。 🙂
  

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  投稿者 simasan | 2006-12-17 | Posted in I02.循環型社会ってなに?10 Comments »