2012-08-01
【気候シリーズ】ゲリラ豪雨はなぜ起こる?
(画像はコチラからお借りしました )
近年、都市近郊のごく限られた場所で、短時間に発生する猛烈な集中豪雨に見舞われる頻度が増えてきています。
いわゆるゲリラ豪雨です。
本来降るはずのない季節に突発的に降ることと、発生の予測が難しいことから、軍事用語である「ゲリラ(guerrilla:無許可で少人数かつ短時間で行なうこと)」の由来となっています。
過去にはゲリラ豪雨への対策が遅れ、大きな被害を各地にもたらすことから新しい都市型災害の一つとされている程です。
今年のゲリラ豪雨の発生傾向についてもすでに予想が発表されています。
ウェザーニューズは、突発的かつ局地的に大雨や雷をもたらす「ゲリラ豪雨」について、2012年7月―9月における発生傾向を発表した。発生回数は全国的に昨年と同じかやや多く、ピークはお盆休みごろになる見込み。
8月中旬はさらに大気の状態が不安定となり、全国的に大規模なゲリラ雷雨が発生する可能性が高い。お盆休みの時期は山沿いだけでなく市街地でも雷雨が多くなる見込み。8月下旬になると太平洋高気圧が再び強まり、9月上旬にかけてゲリラ雷雨は発生しにくくなる。
今年のゲリラ豪雨はいつやってくる?より
今回はその異常気象であるゲリラ豪雨のメカニズムについて迫ってみたいと思います