2011-06-13
福島第一原発・・・炉内の放射能量を推計する
写真解説:放射線の分布を測定できる「ガンマカメラ」で撮影した福島第1原発1号機の原子炉建屋1階。放射線量が高いところは赤色、低いところは青色に着色されている=20日(東京電力提供)
これまで「メルトダウンはあり得ない」「原発は安全」だと報道されてきました。しかし、今になって1~3号機全てがメルトダウンしていたとの発表があり、政府やマスコミの出す情報にはいよいよ信憑性が無くなってきました。
このような情報統制が敷かれているということは、危険な状態は今も続いているということの証明でもあるでしょう。
こういった状況に対し、今後どのように行動し、対策を講じていかなければならないのか?それらを私たち自身で判断していくために、最悪の事態を想定し、まず福島第一原発にはどの程度『放射能』が存在しているのか?について調べてみました。
しかし、重要な値にもかかわらずこの値はちゃんと公表されていません。よって、複数の公表データをもとに推計し、わからない部分は仮定も含めて算出しました。かなり細かい表なのでダウンロードして使用してください。
また、データがない部分は多くの推定が入っていますので、より正確なデータや推定方法をお持ちのかたはぜひコメントしてください。
これ以降本文では、この表の代表数値のみの簡易表に変換した内容で記事を書きます。これは、表の説明も兼ねています。細かいですが最後までお付き合いいただければ幸いです