江戸社会を探る ~現代(次代)に活かす可能性とは~
環境問題を扱う記事において、江戸時代を取り上げている記事を多く目にしてきましたが、
こういった実例を回顧的に捉えるのではなく、現代社会に置き換えた場合、どのように活かすことができるのかを見極めていかなければ、本当の「可能性」とはいえません。そのためには
江戸時代の社会システムをはどんなものだったのか?
その江戸社会システムを実現することができた基盤とは何か=江戸時代の人々を貫いていた収束軸は何だったのか?
を明らかにする必要があります。
るいネットでのこれまでの江戸社会についての数々の投稿をインデックス化した投稿
江戸時代インデックス~江戸時代の人々の収束軸とは何か?~
をもとに、改めて再整理し今後の追及の第一歩としました!
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●江戸時代の人々は、何に収束していたのか?
|・市場主義の行き詰まりに日本人は江戸を想う
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|―◆江戸時代の循環型社会とは何か?
| |・持続可能な社会を作るという規範が大前提
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| |・自然の摂理を解き明かすことこそが突破口
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| |・3R循環型社会は、江戸時代の循環型社会ではない
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| |・リサイクルという観念がないと行動できなくなった時代
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| |・日本人の勤勉性と対象性(2)【江戸日本文明のエコロジー】
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| |・江戸のリサイクルから何を学ぶか?
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| |・日本は【植物国家】(1)
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| |・日本は【植物国家】(3)
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| |・本能不全を突き抜けた、観念・統合不全としての「環境問題」
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| |―◆循環型社会の実例
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| |・共同生活を営む江戸庶民のトイレ事情とは?
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| |・≪取っけえべえ≫と江戸時代の子供達は生産者同士の関係だった
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| |・古着商の繁栄も共同体的期待応望から
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| |・江戸時代のリサイクル業者
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| |・都市で発生したごみを都市の外に捨てるパターン→江戸時代に確立
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| |・江戸時の「リサイクル」は消費者の知恵ではなく生産者の知恵
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| |・下肥だけじゃない!!魚が土地を豊かにする?!
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| |・“ゆかた”の一生~ゆかた→布オムツ→燃料になるまで~
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| |―◆自然のサイクルの中にあった江戸時代の農業
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| |・人糞は危険なのか?
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| |・地力問題②:地力を高める回収型農業とは?
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| |・『貧農史観を見直す』 佐藤常雄+大石慎三郎 著「新書・江戸時代③」
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| |・江戸時代の飢饉がなぜ起こったか①~石油市場との共通点~
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| |・江戸時代の農業に学ぶもの
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| |・参考:貝原益軒 「養生訓」
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| |・農地改革が所有の意識と大地主を生み出し江戸時代
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|―◆江戸時代はどのように社会が出来ていたのか?
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|・江戸の「士農工商」の序列は実際には無かった。
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|・「士農工商」は明治の産物
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|・なぜ、江戸時代の日本は滅亡しなかったのか?
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|・100万人都市の治安維持を300人に満たない組織で賄っていた『大江戸八百八町』
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|・江戸時代 なぜ海禁(鎖国)政策が可能であったか
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|・鎖国にみる江戸人の歴史観
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|・身分制度の必要性~士農工商か幕藩体制か~
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|・世界が賞賛した平和国家江戸日本
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|・先進国の市場縮小が環境問題及び人口爆発の根本解決となる
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|・長期人口データから見える人口爆発の原因
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|・無数の間違った常識群
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|・身分制度が市場拡大を促した
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|・鎖国体制とは主体的な経済政策である
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|―◆江戸時代の市場とはどのようなものだったのか?
| ・『効率』より『共認充足』という概念で分析してみては?
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| ・貨幣の起源とは?(
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| ・経済格差による封建制の導入
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| ・江戸時代の飢饉の要因 ~経済が発達した社会の弱点~
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| ・江戸時代の流通可能な預かり証 「米切手」
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| ・宵越の金を持たない?!
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| ・退職金から支援金へ~江戸時代の定年「のれんわけ」制度の可能性~
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| ・日本(中世):土倉と金融業の発達
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| ・日本人の勤勉性と対象性(4)【世界平和の実現モデル】
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| ・日本人の勤勉性と対象性(3)【勤勉革命】
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| ・”労働の尊厳”
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| ・鎖国とは自給自足の裏返しであり、勤勉、労働に根ざしている。
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| ・知識より知恵=日本の匠の原点(1/2)
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|―◆江戸時代の人々が持っていた共同体規範とは?
| ・江戸しぐさに学ぶ
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| ・江戸の自治組織「木戸番」ってどんな人?
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| ・江戸庶民は、長屋の共同体で、精神的に豊かに生活していた。
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| ・儒教の隆盛~日本の場合~
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| ・「戸締め言葉」は野暮。
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| ・自然の摂理に則した、「人口抑制」(‘~’ )
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| ・2■日本のムラ(機能的村落共同体)のすごさ
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| ・「人間だけは特別」という「ヒューマニズム」とは無縁な日本人の可能性
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|―◆共同体規範を形作る教育とは?
| ・教育機能は単一機能集団(学校)では成立し得ない
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| ・江戸の教育-外国人を驚かせた教育水準
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| ・江戸の教育-寺子屋のカリキュラム
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| ・江戸の教育を探る意義
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| ・江戸の民主政治を実現した基盤は教育にあった!② ~江戸と明治の教育の違い~
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| ・江戸時代の教育(1)~教育水準は地球史上でも群を抜く高さ~
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| ・江戸時代の教育事情
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| ・江戸時代の教育事情~戦前まで残っていた若者組
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| ・私塾の源流
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| ・必要情報量と「教育」の関係
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| ・学力低下をどうする?(寺子屋を通じて)
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| ・江戸の女子教育は男よりも高水準だった?!
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|―◆共同体における婚姻とは何か?
| ・「性教育の手引」の表現訂正について!
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| ・ヨバイ婚の変遷~ヨバイ→呼ばひ→夜這い
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| ・一対婚と夜這いの併存形態(白川郷)
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| ・江戸の庶民は、堅苦しい見合いは嫌だったようです。
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| ・江戸時代の結婚~制度から見た男女の地位~
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| ・江戸性文化の吉原とは、何だったのか
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| ・性権力が江戸幕府を崩壊させた
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| ・戦前までの日本は、父系と母系が共存した社会
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| ・(図解)庶民の近代婚姻史
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| ・江戸の庶民は、恋愛と現実の結婚とは、別物と考えていた
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| ・夜這い婚の情景①
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コメント4件
iku | 2009.12.14 12:51
>まずは、遅刻せずに来てくれたら、それを一緒に喜ぶ!
(そんな対応甘い!とか思わずに。←これポイント )
「そんな対応甘い!」って自分の行動でも喜びポイントを逃してしまう時、こんな思考に陥っていることに気付きました。。。
充足を固定化すれば、いろんなところに応用できますよね♪
気付きをありがとうございますvv
☆bell☆ | 2009.12.14 18:29
記事&ikuさんの意見、納得です♪
ついつい「もう子どもじゃないんだから!」なんて、思っちゃったりしてたけど、そんなこと言ってたら何も変わらな~い!!
最近、「寝れない」「起きれない」「すぐ目がさめちゃう」なんて、睡眠がうまく取れない方が増えているのも、こういった共認充足=心の部分がぐらついているからでしょうね。
ここを再生できたら、みんな健康になれちゃいますね☆
次回も楽しみー♪♪♪
パンdeらいおん | 2009.12.15 21:31
“人”である以上、みんな共認充足がベースにある。
だから、大切なのは、この充足の部分をみんなで固定化していくことなんですね♪
「もうなんで~?!」ってプンスカしちゃうより、こっちの方が、周りも充足出来ちゃいますね☆
羊モコモコ☆ | 2009.12.12 22:19
こんばんわ
>充足を維持しようとするプラスの圧力=活力 が生まれていくのです!
これは、なるほどです。
子供を手本を見せて、一緒に喜んで、真似させると、たくさんいろんなことができるようになるんですね!
朝起きれないにしても、なかなかできるようにならないなどは・・・その真逆になっている可能性ありますね・・・(;-_-)=3
このシリーズを読んでいると、確かに、「病は気から」って言葉って、上手いことできているナァって感じています。
次回も楽しみにしています!