2019-08-14
脳回路を解く(12)~・脳回路の推定モデル・~
構造認識は、大脳中枢の外識→内識をフル稼働させて照準を絞り込むことによって生み出される。その際、大脳中枢→大脳(専用回路)→連合野を何度も反復させて絞り込んでゆくが、そのサイクルを駆動させるのは連合野ではなく大脳中枢である。つまり、潜在思念が何らかの可能性を感取しない限り、連合野発でどれだけ追求しても、使える構造認識は生み出せない。
一方、生物が生きていくためには把握機能(把握(認識)の二元化と類型化)は不可欠で、把握スピードで生死が分かれるように、スピード力も一つの課題となっています。
では、この把握機能と、潜在思念から生み出される構造認識とはどのような関係になっているのでしょうか?