2010-03-15

『次代を担う、エネルギー・資源』水生圏の可能性 3.藻から作る油の開発競争(前編)~グリーン・ニューディールのもと、実用化へ走る米国

前回、微細な藻が作り出す油脂は、単位面積あたり地上植物(の種)に比べ、数百倍の生産量になり、注目が集まっていると確認しました。 
 
今回は、オバマ政権の「グリーン・ニューディール」政策のもと、実用化に走り出した米国の開発動向を中心に紹介します。 
 
ウォールストリート・ジャーナルの2010年2月22日の記事が、現状を伝えています。 
 
藻類の生物燃料、実用化への長い道のり

現在、世界中で約150の会社が、藻類の生物燃料を商業化するために活動しています。そして、米国の政府補助金は、過去数年間にわたって拡大しています。エネルギー省は、最近、藻類の生物燃料を商業化する研究のために4400万ドル(約40億円)を補助し、藻のパイロットプラント・実証プロジェクトに9700万ドル(約100億円)を補助することを決めました。

藻が作り出す生物燃料の研究開発、実用化への動きをみてみましょう。 
 
1.藻が作り出す生物燃料の開発・実用化ステップ
2.研究を再開したNREL(国立再生エネルギー研究所)・微細藻類研究所
3.民間は実用化競争へ、但し、課題は大きい
 
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  投稿者 leonrosa | 2010-03-15 | Posted in E04.水生圏の可能性7 Comments »