2009-11-30
人工物質が肉体を破壊してゆく 最終回 BSE(牛海綿状脳症)の原因も化学物質にある?
このシリーズの最後は、少し前、大騒動となったBSE(牛海綿状脳症) について考えていきます。
BSE(牛海綿状脳症)は、脳・神経細胞タンパク(プリオン)が変質した異常プリオンが、骨粉飼料に混入されているためとする説が主流になっています。
それを前提に、異常プリオンが多く含まれる特定部位(頭部、脊髄など)を除去する対策を講じていますが、マンガン説、ウイルス説等もあり、いまだに決着をみていません。
今回は、マンガン説を主張しているマーク・パーディ氏の発言を手掛かりにして、BSEの本質に迫ります。