2009-11-24
シリーズ新エネルギー⑨『自然の摂理に則った循環型エネルギー社会の見通し』
新エネルギーシリーズを8回にわたって連載してきたが、どの技術も無限のエネルギーを生みだすものではない。だから、これからのエネルギー消費をどのような枠内にとどめていくのか?という問題抜きでは、どれが可能性のある技術なのか?も分らない。
そこで今回は、エネルギーの『生産と消費のサイクル』=『エネルギー循環』について考えてみたい。これについては、江戸時代のエネルギー循環を分析した『日本は【植物国家】』が、生産と消費のサイクルの参考になる。また、『循環型リグノフェノール複合体』を研究されている、船岡氏の『緑のループ』や『ミクロの視点が、森林の世界観を変える。』は、それを分子構造という視点から分析されおり、非常に興味深い。
写真は『All Aboutさん』からお借りしました
これらの、視点を基に、『循環型エネルギー社会』について考えてみよう。