2007-10-20

ツバル、海面上昇で沈むのか?

温暖化による海面上昇によって、太平洋の島国ツバルが沈んでしまうという。
テレビで何度も放映されているので、島の広場が海水に沈んでしまう光景を見た人は多いと思う。
しかし、この地域の海面上昇はオーストラリアの発表によると過去13年間で75mm。
映像で見る海水の噴き出しは数十センチに及んでいる。これはどういうことか?
ツバル、首都フナフチのある島
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地面から海水が噴き出る場所
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続きは、下をポチッと。

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  投稿者 hihi | 2007-10-20 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題2 Comments » 

野菜は、「腐るの?枯れるの?」 腐敗実験開始します!!

こんにちは~ 😀  さんぽ です。
前回の
衝撃!本来野菜は、「腐る」のではなく「枯れる」!?
 
はたくさんの反響をいただきました
ありがとうございます 😀
本当に枯れるの 腐り方が違うの いっぱい疑問があるかと思います。
そこでとうとう、野菜腐敗実験を開始します!
今回は、ピーマンで実験です!!

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食欲の秋って言いますが…。

この夏は、本当に暑かった!
でも、10月に入ってようやく涼しくなって秋めいて来ました。
そう、「食欲の秋」
ですね!
食欲旺盛で、ちょっと体重が気になる方
もいらっしゃるのでは?
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でも、なんで食欲の秋なんでしょう?
日本では、秋は、お米や果物、様々なものの収穫の時期でもあるし、旬でもあります。いろんな美味しいものが手に入る季節。
だから、自然と食欲が湧く。というのも一理あるのかも知れませんが、日本人が持っている代謝機能も関係しているようです。
以下、
http://nti.main.jp/nagata2.htmlより引用

夏期は暑いせいで身体も火照り汗もかきやすいので基礎代謝が高いと思われがちですが、実は外気温が高いので体温を保つための熱の発散が必要ないおかげで代謝はかえって低くなっているのです。反対に冬期は外気温が低いので体温保持の為に体内からの熱の発散が活発になり、基礎代謝は高くなるのです。
身体は体重を一定に保つために基礎代謝の季節変動に合わせて自動的に食事量や活動量を調節しています、つまり気温の高くなる夏には食欲を抑えて基礎代謝が低くなった状態でも太らないように調整し、気温の低くなる冬には基礎代謝が活発になるために食欲旺盛にして痩せないように調整している訳です。
例えば暑い夏にはそーめんだけで過ごせても寒い冬にはそう言う訳にはいかず、高カロリーの天ぷらや鍋物が食べたくなるのもそのためです。
本来ならば秋から冬にかけて気温の低下と共に基礎代謝も徐々にアップし、身体活動も活発になりやすく、食欲が増えたところでその分が体熱として発散するので体重は維持されるはずなのです。

夏って、活動的だし、汗もよくかくので、代謝が活発なように思ってましたが、少なくとも、生命を維持するのに必要不可欠な(体温維持etc.)基礎代謝に関しては、夏は低くて、冬高いというのは意外でした。
だから、秋に食欲が高まってくるのも自然なのですね。
しかも、夏に基礎代謝が低くなるということは、エネルギー消費も低くて、その点では、夏が痩せやすい(夏痩せ)とは、必ずしも言えないようですね。
更に、これは、日本人やアジアの多くの人々に顕著に見られるようで、
http://blogs.dion.ne.jp/new_world/archives/1415469.html

基礎代謝の季節変化アジアの米を主食としていた地域に多く見られる体質があります。
基礎代謝が夏期は落ち、冬期には上がる体質です。
これはエネルギーを有効利用するために得た機能です。夏の体温維持には外気を使うのです。
しかし、この機能は肉食の地域の人間にはありません。
肉食は米食に比べ高カロリーであるため、エネルギーは余るほど手に入るからです。
人間はその体温を維持する為に摂取エネルギーの70%以上を使っています。
その体温維持の為のエネルギーを節約することでエネルギー使用量を減らすことができます。
日本などの農耕民族においては主食は米ではありましたが、実際は野菜中心の食事で摂取カロリーは西洋に比べ格段に低かったのです。
そのため、そのような地域の人間は夏には基礎代謝が下がり外気温を体温維持に利用していました。
冬期は年間平均より10%ほど基礎代謝が高く、夏期は10%ほど低かったそうです。
ところが、戦後になって肉食が一般化した現代の日本人は、夏期も冬季も高エネルギー状態にあるため、以前の半分の5%以下まで変化が縮小しているそうです。中には殆ど変化しない人もいるそうです。
近世日本を訪れた西洋人は、日本人の食生活を見て驚いたそうです。
『何故、このような“草”ばかり食べているのに、あんなに丈夫で長寿なんだ?!』むしろ、肉食をしていると、夏でも基礎代謝が高くなってしまうので、“暑い”んです。
そのため、西洋人には暑がりの人が多いと言います。
勿論、今の日本人もそうです。

http://www.ptdvd.net/archives/50426002.html

それは、「日本人の基礎代謝の季節変動は1950年ころには、夏低く、冬高く、その差は22%あったのに対し、1963~64年には、8%に減少した」というものです。
おそらく現在ではもっと差が縮まっていることでしょう。
ではなぜ差が減少したのか。
それには食生活の変化が大きな要因となっていそうです。
肉を多く食べる欧米型の食生活になるにつれ、たんぱく質のもつDIT反応(食事誘発性体熱産生)が高まって、基礎代謝が上がって来たのでしょう。
そのため冬には自然に体温を保持できるようになって、寒冷から来る基礎代謝の上昇が少なくなったものと考えられます。

体温維持に、こんなにエネルギーを要するというのも驚きですし、夏は、その暑さを利用して、使用エネルギーを減らしているということも、実に自然の理に適った
すばらしい機能だと思います。
同時に、その気候風土にあった食生活を肉食に変えてきたことで、代謝の変動や調整のバランスを崩してしまっているようです。
 そのため、日本人は、暑がりになった上に、コバヤシさんの記事にあるように、汗腺機能も衰えているとしたら、ますます、クーラー漬けの夏を過ごし、ますます、身体機能が衰えていく悪循環に陥っていることになります。
 この基礎代謝については、以前の記事にあった低体温との関連も含めて、考えて行きたいと思います。
  by 長谷 でした。

  投稿者 naganobu | 2007-10-12 | Posted in 未分類 | 5 Comments » 

風邪をひいたらどうしていますか?

  こんにちは! shiraです。 🙂
 これから「体のバランスの改善をすることによって元気になろう!」
をテーマに、いろいろな例を紹介させていただこうと思っています。
 
 “子供が風邪をひいてつらそう 🙁 でも緊急な状態ではないから家で何とかしてあげたい。”
 “風邪で体調が悪い。でも今日は大事な試験(仕事)があるから休めない・・・” 😥
 “熱があるけど :blush: 妊娠しているから、できれば薬は飲みたくない・・・”

 このような体験はありませんか?
 ということで、我が家でいつも使っている「体のバランスを改善する」例を紹介します。
よろしくお願いします

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  投稿者 shira | 2007-09-29 | Posted in M01.身体の自然環境No Comments » 

汗はヒトを守る


彼岸が過ぎてもまだまだ暑いですね~ 屋外で仕事をしている皆さん、お疲れ様です。
今年は本当に暑くて暑くて汗だくでした。
そんな中でふと、ヒトって一体、どのくらいをかいているんだろう? という疑問から、汗について色々と調べてみました。 🙄

まず、ヒトがかく一日の汗の量は最低1㍑で、屋外で仕事をしたり運動をすれば1時間に1㍑の汗をかくと言われています。
ふ~む、外回りの私のシャツもスーツもビショビショになるはずです。

そういえば今年の5~6月にTVの情報番組等で「熱中症」が多く扱われていました。現代人は、冷房完備の生活に慣れ、汗をかく機能が衰弱したことでカラダの温度調整が効かなくなって「熱中症」になりやすくなっている、というのが大きな骨子だったと思います。これは一度検証してみる必要がありますね。
・・・汚い、臭いどうする?制汗デオドラント! ・・・という前に、「汗の働き」を改めて確認し、ヒトが獲得した機能のすごさに触れてみましょう。

それでは、ほとばしる汗が美しい人も 、もはや加齢臭になった人も ひとまず下をポチっ としていただいて、一緒に行ってみましょう!

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  投稿者 goqu | 2007-09-25 | Posted in M01.身体の自然環境5 Comments » 

バランス酪農を営む仲間の紹介です

新しい仲間が加わりました。北海道でバランス酪農を営む、shiraさんです。
まずはshiraさんの牧場の紹介です。雄大ですね 😀
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shiraさんからのメッセージです
  家族で北海道に移住し酪農で新規就農をしました。就農して10年ぐらいして、それまでに感じていた「酪農そのものが不自然なことをしている」という気持ちが強くなり、このまま牛を飼う仕事は続けられないと思っているときに「バランス」ということに出会いました。
 
「バランス酪農」の基本的な考え方は、できるだけ牛が持っている力を大事にして牛の体のバランスを崩さないようにし、免疫力や自己回復能力を高めるように飼うことです。
人間はそれができる環境作りの仕事をして、あとは自然の力に任せます。例えば病気や怪我をしたら普通は抗生物質を投与しますが、そのこと自体がバランスを崩すことなので、できるだけ抗生物質やホルモン剤を使わないでまずは体のバランスを回復するために対処する、ということをしています。
 
 バランス酪農に取り組んで、自然と共存する生き方をしなきゃいけない、ということと、人と人とが共存していくことの大事さを感じました。一番身近な家族が互いに助け合いながら意見を言い合いながらやっていくことが基本だということをつくづく知らされました。
 バランスという考え方を基本として牛を飼うことを始めて7年目になりますがこういうケースはこうしたらよいとわかったこともありますが、まだまだ努力不足・勉強不足でもありますし、これからも試行錯誤して行きたいと思います。
 参加させていただき、いろいろなことを勉強させてください。 よろしくお願い致します。

 
  
「バランス酪農」そのものは、現在試行錯誤の途中段階ということですが、
① できるだけ牛が持っている力を大事にして牛の体のバランスを崩ささないようする。
② そのことにより、もともと生物が持っている、免疫力や自己回復能力を高める。

という自然の摂理にかなった方法であることは間違いないと思います。
これと対極にある、薬物付けの飼育は、人間の管理効率が一番重要であるという視点から出てきます。それを突き詰めれば、市場原理一色に染まり、経済効率が何にもまして重要という価値観に行き着きます。そして、環境破壊・精神破壊などの社会問題の究極の原因もここにあります。
この行き詰った社会を抜け出すためには、いろいろなアプローチがあると思います。そして、そのアプローチ方法の共通項は、『市場原理から抜け出し、自然の摂理から考えていく』だと思っています。
『バランス酪農』というのは、まさにこの着想そのものから、生まれたものではないか思います。
今後、この美しい牧場の、新しい気づきを紹介していただくことを期待しています。
以下のリンクは、ご主人の宮地晋也さんの活動の紹介です
『バランス酪農』
ブログReclaim the Earthへのコメントされています。
        
                                        By Honda

  投稿者 sinsin | 2007-09-22 | Posted in Z.その他4 Comments » 

プレートテクトニクス(その2)石油の起源

今回は、石油起源説(有機起源説と無機起源説)の両論についてです。

石油有機起源説の基本ストーリーは以下の通りです。

①現在発見されている巨大油田の地質年代は、ジュラ紀、白亜紀、第三紀前期に集中している。
②ジュラ紀から超大陸のパンゲア大陸が分離をはじめ、大陸の隙間に浅い海が形成される。
③当時の地球気温は高く、陸上、海中で生物が大繁殖した。
③生物の死骸が浅い海に堆積していくが、海中の微生物による分解が完全には行なわれず、生物起源の物質が大量に堆積して行く。
④生物起源物質の上に、流出してきた泥が堆積し、生物起源物質の上に、泥岩層が積み重なっていく。
⑤地中深くへ移動した生物起源物質は、地圧と地殻温度の上昇により分解が起こり、石油の主成分である炭化水素へ変成する。
⑥変成して軽く、流動性をもった炭化水素が、特殊な地層の溜まりやすい所(トラップ)に移動し、現在の油田となった。
まず、現在発見されている油田の地質年代を見てみます。
最も古い地質は、約6億年前のカンブリア紀ですが、圧倒的に多くなるのが、2億1200万年前~6500万年前のジュラ紀、白亜紀です。

下図は、「石油はどうしてできたか」(田口一雄著、青木書店、1993年出版)からの転載です。

図 地質時代別にみた巨大油田の埋蔵量oil002.jpg

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  投稿者 leonrosa | 2007-09-19 | Posted in D01.地球史1 Comment » 

地球寒冷化の構造をめぐって

■氷河期とミランコビッチ理論
現在、地球温暖化(都市温暖化)が言われていますが、少し時間軸を拡げて考えてみると(氷河期の間氷期にあり)寒冷化に向かう事は明らかであると思われます。そして、この氷河期の氷期⇔間氷期のメカニズムは、地軸の変動等の理論(ミランコビッチの仮説)で説明できるようです。(リンクに詳しい。)
■全球凍結など
しかし、大きな歴史の視点に立つと、この仮説だけでは寒冷化等気候変動を説明するには不十分で、例えば全球凍結などは説明できない。地球45億年の歴史で数回しかおきていないので、周期数万年のミランコビッチ仮説では説明できない。
■ポールシフト?
そこで、ポールシフトという仮説を提示するかたもいるようです。リンク
>この磁気逆転現象をどのように解釈するかということですが、定説では上図の左下にあるように、地球の磁場だけがその向きを変えただけであるという解釈になっています。日本が南半球に移動したことなど有得ないことになります。しかし実際には右下図にあるように、地軸が傾いて、日本が南半球に移動する可能性もあるというのがポールシフト(極移動)によって地球磁場が変化したという考え方です<
■他の惑星の地軸(ポール)は?
ポールシフトは地軸が大きく傾く事で、地球上の気候にも大きな影響を与えたということですが、本当にそんなことはあったのでしょうか。
現状の太陽系を見ると、一部例外を除いて凡そ地軸の傾きは同じリンク
であることから、誕生以来ずっとそうだった、ポールシフトはなかっただろうと推測されます。
(金星は逆自転=南北反対、天王星は横倒しで自転だが、それぞれ原因仮説はあるらしい。)
■大気組成、大陸配置
ですから全球凍結など、長周期(?)の寒冷化は、ポールシフトではなく、ほかの構造によってもたらされた、例えば、大気組成の変化、或いは大陸移動→大陸の位置の変化によって起こったと考えられると思います。(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=128466
読んでいただきありがとうございます。ポチっとお願いします。

  投稿者 fwz2 | 2007-09-16 | Posted in D01.地球史No Comments » 

地震ってなんだろう?(1)

みなさん、こんにちわ。
はじめまして、EGISIと申します 😮
この自然の摂理でも、また新しいカテゴリーをたてられました。それもずばり「地震のメカニズム」です。
つい最近でも、新潟で大きな地震を体験したばかりの日本は、世界でも有数の地震大国。この人々がいつも高い関心を持っている地震というみんな課題(自然外圧)に対し、これから色々な切り口を持って追求していこうと考えています。
earthq.jpg
写真は「超巨大地震」さんより。
そこで今回は導入として、今年の7月16日に起こった「新潟県中越沖地震」に事例に挙げて、「地震」って何について探っていってみようと思います。
その前にポチッとお願いします。 😀

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  投稿者 egisi | 2007-09-15 | Posted in D03.地震3 Comments » 

経皮毒~その仕組みとは?~②

こんにちは~:o
お待たせしました経皮毒、第二弾デスっ
前回は、界面活性剤のお話をさせて頂きました
合成界面性剤は、天然のものと比べて界面活性効果がとても強力で、そのために人体に入り込んでしまい、悪影響を及ぼしている…というお話でした。
でも、何で人体に入り込んじゃうの~?
などなど、疑問はいっぱいですよね
ということで今回は、経皮毒のもっと詳しい仕組みに迫りたいと思います
続きは、お約束ぽちっとよろしくね

(さらに…)

  投稿者 kanon | 2007-09-11 | Posted in Z02.経皮毒ってなに?1 Comment »