2015-01-05

【年末・年始特別企画】現代の医学教育~近代医学という“真理”を信じる者しか医者になれない

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医学界の腐敗を鋭く追及した山崎豊子原作の「白い巨塔」は、’63~’68年までサンデー毎日で連載されると映画化され大きな反響を呼んだ。その後、’78年、’90年、’03年と何度もドラマ化されるほど人々の関心を誘った。これは、高度成長(’55~’65年)を経て、’70年頃の貧困消滅→豊かさ実現→脱物化の社会的流れのなかで、人々の意識が私権(金・地位)第一から反私権に転換していく象徴といえるかもしれない。

人々の意識潮流は、’70年に貧困が消滅すると、潜在的に私権第一から本源的な自然や健康への意識に移っていく。そして’90年バブルが崩壊すると、その意識は明確に顕在化し、それに伴い食品や医療への関心が急激に高まっていく。そして同時に、私権体質の権化の象徴ともいえる医療界に対する人々の不信がより顕在してくる。

’90年代に医療訴訟が増加し、ここ5年ほど医療事故の報告件数が増加している。昨年(2014年)には、日本の医学界の最高峰である東京大学医学部の不祥事も目立った(白血病治療薬の臨床研究での製薬企業との癒着アルツハイマー病研究の国家プロジェクトでの研究者のデータ改竄など)。

今や、医療への疑問や不信の声は急激に高まりつつあるが、その原因に「医者が受けている教育」がある、という記事を「るいネット」より紹介します。
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  投稿者 asaoka-g | 2015-01-05 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題No Comments »