2010-04-11
『次代を担う、エネルギー・資源』水生圏の可能性 5.藻を繁殖させるサイト(栽培地)をどうする?
前回まで藻類の可能性についてその構造や原理などについて探ってきました。今回は、実際の藻の生産は具体的にはどうする、培養地はどうするという方向に向けて、さらに進めていきたいと思います。
藻以前のバイオディーゼル油生産では、アメリカ大陸(大豆油)、欧州(菜種油・ひまわり油)、東南アジアで(パーム・ココナッツ油)、使われる原料がそれぞれ異なっていました。気候・風土を反映し、国家レベルで舵の取り方が違っているのですね。
京都市廃食用油燃料化施設HPから
藻類の生産においても同様に、地域、国家レベルで気候、風土に応じて、どのような方法で生産するのか戦略が違ってくることが推測されます。以下に見ていきます。
応援よろしくお願いします。