2009-03-10
気温変動と太陽活動
二酸化炭素による温暖化、特に二酸化炭素は、我々が石炭や石油などの化石燃料を燃やすことで排出されたもの、つまり人間活動が現況であるとの見方が強くなったいます。
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このような認識は1950年代から大気中の二酸化炭素の測定に関係しています。
1951年に世界気象機構(前身は1873年に創立された国際気象機関)が設立され、1957年を「国際地球観測年」と定めたことなどから、様々な地球観測に公的資金が多く投入されるようになりました。
これを受けて、キーリングが大気中の二酸化炭素が上昇していることを発見します(右図参照)。
’70年代に入り、干ばつなどの環境問題が取り上げられると、多くの気象学者は二酸化炭素濃度の上昇と気温の上昇を関連付けて議論するようになります。
そして、決定的な引き金となったのは
1988年は、アメリカが旱魃と酷暑に襲われ、穀倉地帯の中西部において大きな被害を受けています。凶作が避けられない状況の中でシカゴ穀物商品取引所が大混乱に陥っていました。
トロントサミット後の6月23日に、アメリカの上院エネルギー委員会の公聴会において、NASAのジェームズ・ハンセン博士が「80年代の高温が続く異常気象は99%地球温暖化と関係している」と証言しています。
これがマスコミを通じて大々的に報道されたによって、地球温暖化問題は広く認識されると同時に、その原因が二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスであるという定説が広まっていきます。
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