2007-06-07

嫌われモノなのに使われる『人工甘味料』って?

「甘味料入りの偽『純粋はちみつ』発覚」というニュースが少し前にあった。
(5月14日 http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20070514gr09.htm
それはそれで問題だと思うが、人工甘味料が嫌われるのはなんでだろう?と思い少し調べてみた。
(たまたま今飲んでいる飲料水の成分表記をみたら『甘味料(スクラロース)』とある。なんじゃこれ???)
sport-drink013.jpg
甘味料の歴史はおそらく有史以前にさかのぼる。そのへんは調べようがないが一番古い歴史を持つ甘味料はたぶん「はちみつ」。採取してそのまま使える甘味料として人々に親しまれただろうと思う。
東インド諸島に生息する原種から発達したサトウキビから精製して作られ、高価な甘味料として砂糖が西洋に輸入されるようになるのは大航海時代の話。量産時代になって、砂糖は常用甘味料として一般家庭に急速に普及したが、19世紀になって砂糖の過剰摂取による健康問題が大きくなり始めた。そこで代用甘味料の開発を目指して食品化学者たちの研究が始まるのだ。
そして4大人工甘味料といわれているのが次の4種。
1878年 『サッカリン』 発見。
1937年 『チクロ(シクラメイト)』 発見。
1965年 『アスパルテーム』 発見。
1967年 『アセサルフェームK』 発見。

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  投稿者 tatikawa | 2007-06-07 | Posted in N02.食品衛生規格・添加物って何?No Comments » 

IPCCの実態は?

IPCCは「気候変動に関する政府間パネル」と呼ばれるもので、1988年、国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により、地球温暖化に関する最新の情報や研究の評価を行うため設立されました。

政府間パネル(委員会)という名称が付けられていますが、参加者は政府関係者に限られず、各国の科学者が参加しており、国際的な地球温暖化問題への対応策を科学的に裏付ける組織として、間接的に大きな影響力を持っています。

本当に科学的裏付けだけなのでしょうか?
IPCCの実態とは…?
IPCCは誰が何の目的のために作られたのか?

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  投稿者 yoriya | 2007-06-03 | Posted in G01.二酸化炭素による温暖化って本当?1 Comment » 

優れたエネルギー源の開発は環境問題を解決するのだろうか?

例えば燃料電池。酸素と水素を化合して電子を取り出す。電気分解と逆のプロセスだ。水に電気を通して酸素と水素に分解するには、当たり前だが電気が必要。電気は石油などから発電により作られるので、当然エネルギーを投入している。実際、電気を使うにはお金がいることから考えればより実感できるだろう。

だから、本当に電気分解して燃料電池を作り、それで電気を起して車を動かすくらいなら、石油由来の燃料で動かせばいいのである。単純化しすると、燃料電池で排ガスがでなくなった分は、それ以前の発電の段階で排出していることになるからだ。それだけでなく、生産の経路(迂回利用)が長くなった分、各段階での実行効率は掛け合わされ、物的製品数も増え、単純な石油由来燃料の利用より非効率になる。

しかし実際は、いくらなんでもそんなバカみたいなことはしていない。石油由来等のガスなどの化合物から、水素を単離するという方法をとる。これは、自然に存在する化合物から、自然界には単体でほとんど存在しない水素だけを純化して取り出すという行為になる。これは、自然界の規定的な法則である『エントロピーは増大する。』に逆行する行為であるので、新たにエネルギーを加えないと成立しない。だからこれは、先の電気分解と基本的には同じ行為なのである。

このように考えると、電気分解では非効率だが、石油由来なら効率的な水素燃料生産が出来るというのは幻想だとわかる。しかし、燃料電池に限らず、このような技術で環境問題やエネルギー問題を解決しようとする風潮はあとを絶たない。なぜか?

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  投稿者 sinsin | 2007-06-02 | Posted in F.エネルギー問題ってどうなっているの?No Comments »