2022-06-19

木の組織構造から可能性を探る~木の細胞にもみられる螺旋状の構造~

前回の記事では、“木は人にやさしい”“木ってなんか良い”その木と人との親和性の根源を人類史を遡りそのヒントを探りました。

木の性質や、自然素材としての木材の更なる可能性について探るため、木の組織構造と、それを利用していた初期のヒト族に着目してみました。

画像はhttp://forestchem.sakura.ne.jp/?p=720からお借りしました。
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『Roland Ennos(2021)The Age of Wood.(ローランド・エノス 水谷淳(訳) (2021)「木」から辿る人類史 NHK出版』より紹介

木の組織構造を利用する
初期のヒト族は掘り棒を使う際に、木の優れた力学的性質を活用したと思われる。前の章で述べたように、枝を曲げたときに折れる様子は木の組織構造に左右される。しかし枝の強度、剛性、靭性は、つまるところ細胞璧自体の分子構造によって決まる。細胞壁の剛性が高いのは、へミセルロースを主成分とする軟らかい基質の中にセルロースの結晶性微小繊維が埋めこまれていて、その基質がさらにリグニンという高分子によって固定されているためだ。その構造の美しい点は、繊維が細胞の長軸に対して約二〇度の角度でコイル状に巻きついて、長軸方向での細胞の強度を高めていることである。また細胞璧が壊れると、繊維のコイルが引き伸ばされたばねのようにほどけて、組織から何千本もの髪の毛状の繊維が突き出し、破断面がざらざらになる。このときに大量のエネルギーが吸収されることで、靭性がガラス繊維のおよそ一〇〇倍にもなり、さらなる破断を防ぐ。もっと剛性の高い人工建造物をも破壊するようなハリケーンにも樹木が耐えられたり、木製ボートがガラス繊維製のボートよりはるかに衝突に強かったりするのも、このおかげだ。

(さらに…)

  投稿者 tutizawa | 2022-06-19 | Posted in I03.自然への同化・肯定視No Comments » 

シューマン共振、アルファ波、テルヘルツ…周波数の法則はあるのか?

周波数の世界は、未知であり、いろんな可能性があります。地球の周波数「シューマン共振」や、気持ちの状態で変わる「脳波」、その中で注目される「アルファ波」「ガンマ波」、そして、鮮度を保つ効果があるなど注目されている「テルヘルツ」など、いろんな人が様々な名前をつけ、効果(実感も仮説も含めて)を発信していました。

それらはパラパラに見えて繋がりがあるのか、共通の事例があるのか、今回は周波数の表を作ってみました!

周波数は本当に幅広いので、まずは人が出す脳波に絞ってまとめてみました。

そして次が、脳波も含めて、今世間で注目される周波数を集めてまとめたものです。

これから付け足されるものも出てくると思いますが、今回作成する中で、気付いたことは二つ!

まずは、注目が集まっている(なにかカギになるかもしれない)のが、「7.8Hz」「7.8Hzの倍数」と、「3の倍数」であること。
例えば、「ソルフェジオ周波数」がまさに3の倍数になっているのですが、「3」という数字は、キリストやイスラム、または「ひふみ神事」でも大事にされている数字の一つなのです。これが何かの事実と繋がるのかはまだ分からない所ですが、どこの民族でも大事に感じられた「3」という感覚には、周波数的にも何か秘密があるのか、気になります!(≧▽≦)

そして、今回はこの表を作ることで、倍数などの、周波数の関係性を見出すぞ!と思っていましたが、周波数とは固定されているものではないので、ある程度の範囲として見てとらえる事がポイントなのだなと感じました!この追求ポイントをもって、更に深めていこうと思います!

皆さんもお気づきになられたことがあれば、ぜひ共有してくださいね!(≧▽≦)

  投稿者 oga | 2022-06-19 | Posted in D04.電磁波No Comments »