2022-03-18

竜巻の不思議~竜巻は『反重力』の力を持っている~

コマや自転車、風車など、世の中には回転するもの=渦巻きがたくさんあります。
しかし、その中で少し“変わった”渦巻きもいます。それは、「竜巻」です。

何が変わっているというのか?今から、竜巻の「特徴」をお話ししていきます。

(画像はこちらからお借りしました。)

〇渦巻きの外側から中心に向かって力が強くなっている
例えば、縄を振り回していた時、普通その手を離すと縄は飛んでいきますよね。これは中心から外側に力が働いているからです。ですが、「竜巻」は違うのです。“外側”から“中心”に向かって、力が働いています。看板や木、車が、竜巻の中心に向かって巻き込まれているんです。

〇その「巻き込む力」は規模の大きい「台風」より、はるかに強い
台風と竜巻の違いはあまり解明されていません、一般的には「まあ規模の違いだろう」と言われています。そんな規模の大きい「台風」に、自身の体が持ち上げられ、上空に連れていかれることは中々ありませんね。しかし、規模の小さい竜巻には人も余裕で巻き込まれてしまいます。(笑)なんせ車だって持ち上げられているんですから。

〇竜巻の力は『反重力』になっている
竜巻が来たとき、看板や、木、車は持ち上げられ、どんどん上空へと連れていかれています。
そう、重力の逆『反重力』の力が働いているのです。
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皆さん、自然と受け入れていたかと思いますが、竜巻のすごさに気づきましたか?私も調べるまで、全然気づいていませんでした!(笑)
特に、この『反重力』であるという事がポイントになります。

 

◆『反重力』=重力よりも強い“圧力”により、竜巻は形成されている?!

重力も打ち負かす力(しかも増幅していく)とは、「磁力」なのではないかと思っています。

竜巻の発生に関係がありそうな大気圧(低気圧・高気圧)も「磁場が持つ電気力の差=電位差から生まれている」という説があるのです。(以下、破壊学事始「金星の大気圧はなぜ90気圧?」から引用させていただきます。)

 

以前、地球大気の圧力は電位差によるものと書いた。おそらく金星の大気圧が高いのは、地表と電離層(※2)の電位差(※3)によるものだろう。金星は磁場はないものの、(電離層が)大きく尾を引いていることが観測されている。金星の持つ電荷は大きいのだ。

ところが単純に電気引力によって空気分子が地表に引き付けられるのでは、重力とメカニズムは変わらない。

大気の場合、上層ほどイオン化(※1)の程度が大きく、大気の電気抵抗が低いという特徴がある。大気上層は宇宙線によりイオン化されているからだ。そのため、大気中の電位差は、地表に行くほど大きくなって、上層では少なくなる。地球では50km付近では30万ボルトで一定になる。

この大気電位の大きさが大気の圧力差を作っている。一様な電場では、電気力線中に置かれた電荷は、同じ力で引き付けられるが、電位差がある電場では、電位差が高いほど引き付ける力が強くなる。電気引力の勾配が、圧力差として現れるのだ。
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(※1)宇宙から飛んできた放射線によって、大気中の窒素や酸素などの気体分子を構成する原子から、電子が分離すること。(=電子が足りない状態「プラス」になる)
(※2)上記のような大気が集まっている大気層のこと。
(※3)それぞれの地点(磁場)がもつ電気力の差。(A地点はプラス、B地点はマイナス=電位差は高い。)

このように、大気中の原子と電子のバランスから発生する力で、気圧も生まれているという話があるように、竜巻も、同じような事が起こっているのではないかなと思いました。

まだまだ実態は分かっていませんが、こんな身近な所に「反重力」の力をもつ現象があったのは、驚きであり、「○○なんてありえない」と思っていた世界も、違った見え方ができそうです♪

  投稿者 oga | 2022-03-18 | Posted in C01.宇 宙, C03.電磁気力, D02.気候No Comments »