2021-12-02

水に磁石を近づけると遠ざかって逃げる!?~水の性質「反磁性体」~

面白い動画を発見したので、皆さんにご紹介します!
「磁石から逃げる果物」

動画の中では、水分をたっぷり含んだマスカットで、やじろべえを作り、磁石を近づけていきます。
そうすると、なんとマスカットが遠ざかって動いていったのです!「マスカットはN極なの?」というわけでもなく、N極でもS極でも、マスカットは遠ざかっていきました。

一体マスカットの何が磁石に反応したのでしょうか?そこで次は、マスカットを「皮」「果肉」「種」と分けて、やじろべえに吊るし、磁石を当てていきます。

「皮」「種」だと、わずかに動く程度。しかし、「果肉」に当ててみると、他の二つより早く、大きく動き出しました!

「水分」が反応をしている!?

今度は小さなビニール袋に入れた「水」を吊るし、磁石を当てると、さっきよりも早く、どんどん遠ざかっていきます。

これを、「反磁性」というそうです!
反磁性というのは、例えば水にN極という磁場を近づけると、鏡写しの様に水の中に同じ磁力が形成され(=N極になり)反発するという仕組みなのだそう。(S極でも同じ様になります)
★動画の中では、更に色んな方法で実験しているので、是非ご覧ください!

水にこんな性質があったなんて…!!
水は、山や果物、生物の体の中にも必ず存在しているもの。だから、この「水の反磁性」が、体内にあるDNAの鋳型を作るときや、身体の細胞たちに電波となって正確な情報を届けるときなど、いろいろな事に関係しているかもしれません!

「DNAだけ」では、らせんの並びを決めたり、作ったりすることはできない。そのDNAを導き、整えてくれる「何か」が必要になる。>るいネット 生物の形は、生体電位が作り出す

「生物の身体を作りだす」という事に、この「水の反磁性」という働きは、深い繋がりがありそうです!!

  投稿者 oga | 2021-12-02 | Posted in C03.電磁気力No Comments »