2020-04-22

コロナによる「隔離と孤独」は人類にどのような影響を与えるのか?

ウイルス感染に対する恐怖や前代未聞の生活・社会の変化、経済的にも先の見えない不透明さの中でストレスを感じている方も多いと思います。
「コロナ疲れ」や「コロナ鬱」、「コロナ恐怖症」、「コロナストレス」等々数か月前には全く予想もできなかったような事件が多発しています。

今回の緊急事態宣言による外出自粛要請によって、人と人の繋がり、社会との繋がりを断ち切られています。

一方、現代社会においては、SNSなどで、いつでも誰とでも繋がりを持てる中、孤独を感じる人の数も増加しているようです。(以下、『世界の裏側ニュース』より引用)

テクノロジーが進化した社会で強まる孤独感

 お互いがデジタルにつながりあったこの現代の世界に、孤独で怒りを抱えている人の数が前代未聞なほど増えています。テクノロジーが原因で人類の共感力(empathy)が低下しているのでしょうか?

 今日の経済で相互間の繋がりが拡大する中、分離され、孤独であると感じる人の数が増加するという、新しい世界的な現象が起きています。

我々の身体を構成している細胞がそうであるように、生物は群れを成しており、人類が過酷な自然外圧に対応するために集団単位で適応したという事実にも繋がっています。
つまり、人類にとっては、自然外圧のなかで単体(個人)で生存するという事実はなく、あくまで集団単位(=人と人との社会的関係)で自然外圧に適応してきました。

人類には「相手の喜び=自分の喜び」という感情・感覚が備わっています。この「相手の喜び」とは、自分の存在が相手から肯定的に受け止められていることの現れであり、相手がいるからこそ実現するものなのです。
そしてそれは、人間の生存にとって、食欲や睡眠より遥かに重要なのです。

今回のコロナ騒動によって、人類は社会、仲間と切り離され「活力の源」を奪われようとしています。

InDeepさんの『これから何億人が「コロナウイルス以外で」亡くなるのだろう…』より引用します

(さらに…)

  投稿者 asaoka-g | 2020-04-22 | Posted in M.心と身体の自然の摂理, M03.心と身体の万能薬=共認充足No Comments »