2016-05-05

中央構造線は緊張状態にある

4月14日の夜、熊本市で震度7の地震が起きた。マグニチュード(M)は6.5であった。震度7は、1949年に新たに気象庁が導入して以来、3回しか記録されたことはありません。今回のものは2011年に起きた東日本大震災(地震の名前としては東北地方太平洋沖地震)以来5年ぶりで4回目になります。

さらに、16日になってから、さらに大きな地震が起きMは7.3。この大きさは内陸直下型地震としては最大級で、たとえば阪神・淡路大震災を引き起こして6400名以上の犠牲者を生んだ兵庫県南部地震と同じ地震の規模となっています。

気象庁は、16日になって、このM7.3の地震を「本震」とし、前に起きたM6.5の地震と、16日のM7.3の地震の前までに起きた余震を、すべて「前震」とする、と発表しました。つまり後から大きな地震が起きたので、それを「本震」としたのです。
だが、前震だとしても、それらを前震として認識できなかったことは明らかで、その後、もっと大きな地震が襲って来ることは予想できなかったことになります。

また、その後16日には、熊本の二つの活断層から北東に離れた阿蘇山の近くでM6に近い大きな地震が二回起き、さらに北東の大分県中部でも震度5弱を記録した地震が起きた。これらは、熊本で起きている地震の余震域の外で起きた地震で、明らかに熊本の地震の余震ではない。新しい地震活動が始まったと言うべきではないでしょうか。

これら熊本地震ですが、5年前の3.11東北大震災の影響があり、これら活動はもっと広範囲になる能性があると考えられています。
『地震火山105、九世紀には奈良でも地震(保立道久の研究雑記)』を紹介します。
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  投稿者 tutinori-g | 2016-05-05 | Posted in D.地球のメカニズム, D03.地震, D05.自然災害の予知No Comments » 

「地震は予知できない」という現実。専門家の行き詰まり・・・

熊本城の石垣が崩れ、高速道路はデコボコに。熊本県中北部の益城(ましき)町で震度7を観測した14日午後9時26分ごろの地震。そして15日へと。

国内で震度7を観測したのは2011年の東日本大震災以来で、九州では初めて。西日本の広い範囲に揺れが及んだこの地震は、さらなる巨大地震の前兆なのか、熊本・阿蘇山などの火山活動に影響を及ぼすのでしょうか?

それよりも今回の地震で最も違和感を感じたのは・・・
虫が湧いたようにどこやらから沢山の地震学者らしき人物がテレビ、新聞に出てきて「熊本大地震も収まるかと思いきや、それは前震で今日の地震が本震」とか、色々としゃべっていましたが、なんの説得力も感じられませんでした。

『破綻が明らかな活断層理論、熊本大地震に説得力ゼロか!(ネコ虎紳士の徒然ブログ)』を紹介します。
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  投稿者 tutinori-g | 2016-04-28 | Posted in D.地球のメカニズム, D03.地震No Comments » 

植物と人類の共生関係 ~何故植物の葉は全て緑色なのか?~

唐突ですが、植物の葉は一部を除いてそのほとんどが緑色です。

当たり前の事実ですが、しかし『何で?』と問われると不思議な点が多く出てきます。

私達が対象を「見る」ということは、その対象が光を吸収、反射し、その反射した光の色の周波数によって、その対象が何色なのかを認識します。

つまり、植物の葉が緑色に見えるということは、緑色の光を「反射」していることになります。

 

しかし、可視光線の色の中で、実は最もエネルギーの高い色はなんと「緑色」なのです。

これ不思議だと思いませんか?

彼ら(植物)にとって、最も効率の高い緑色の光をわざわざ捨てて(吸収せず反射して)いることになるのですから。

 

この”なぜ植物が緑色なのか?”はどうやら植物学の永遠の謎とも言われているのですが、その何故に仮説を立てたブログがあったので紹介いたします。

以下、『植物が「緑色」であり続ける理由がわかった! そして人間の生活システムの完成は「植物との完全な共生」にあるのかもしれないことも』/In Deep様より引用(※一部修正・構成変更しております。)

※画像は全て引用元からお借りしています

 

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  投稿者 tutinori-g | 2016-02-03 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題1 Comment » 

2011年の東北大震災からまもなく5年。あの地震は本当に自然災害だったのか?

2011年の東北大震災からまもなく5年。改めて、東北震災を振り返って見ると、あの地震は本当に自然災害だったのか?が疑わしく思えます。

 

大きく、5つの不整合と思われる事実があります。

  1. 津波の発生源では地殻変位が見られず、100kmもずれている。
  2. 大規模地震は低周波だが、3.11の地震波は高周波。
  3. 自然界ではありえない同時多発地震
  4. 核を用いた人工地震に固有な音波が観測される
  5. 震源地で何故か放射線濃度が高い。

 

今回は、このうち、⑤震源地で何故か放射線濃度が高い を取り上げます。

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  投稿者 tutinori-g | 2016-01-28 | Posted in D03.地震No Comments » 

歴史を変えた火山噴火

もし仮に今富士山が噴火したらどうなるでしょう? 富士山山麓周辺が火砕流や溶岩流などで壊滅的な打撃を被るのは間違いない。しかし被害はこれで終わりではない。真の破局は噴火の後に訪れる。上空に巻き上げられた火山灰は日光を遮断し、地球を寒冷化させる。一般的に、寒冷化の後局地的な豪雨が訪れ、次に大旱魃が続き、雹や霰も降る。穀物の生長は阻害され、飢饉が起こり、人々は慢性的な栄養不足で病気に対する抵抗力が衰え、疫病が流行します。飢饉と疫病で人々が死ぬと、追いつめられた人々は、奪い合いや政治的な変革へと向かっていく。では、歴史を変えた火山噴火にはどのようなものがあるのだろうか。

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  投稿者 tutinori-g | 2016-01-15 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題No Comments » 

現在の地殻変動はどのようなタイムスパンで起きているのか?~鎌田教授1000年周期説の紹介

今後の自然災害を予測する上で、歴史に学び、現在をどういう周期で起こっている地殻変動期なにかを考えることは、重要であろう。   京都大学大学院 人間・環境学研究科教授 鎌田浩毅教授は、現在の地殻変動は、9世紀以来の大地動乱の時代と見る。今回は、その説を紹介しよう。 http://president.jp/articles/-/16522

 歴史を遡ると、南海トラフ沿いの巨大地震の発生は、90~150年おきという周期性がある。約100年の間隔で起きる巨大地震の中で、3回に1回は超弩級の地震が発生。その例として、1707年の宝永地震と1361年の正平地震が知られている。   次回南海トラフで起きる巨大地震は、この3回に1回の時期に当たる。その時期は遅くても2030年代だ。

 

最も穏健な見方をしたとしても、9世紀以来の、激動期であることは否定できないだろう。

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  投稿者 tutinori-g | 2016-01-07 | Posted in D03.地震, D05.自然災害の予知No Comments » 

水の不思議 ~涙にも感情が刻まれている!?~

地球の表面の3分の2を海で覆われている水の惑星:地球。

一説には地震のメカニズムにも水が関連されている(リンク)と言われ、地球環境を考える上で、水の解明は最も重要な研究対象の一つであると思います。

 

“水の不思議“という観点で、1999年江本勝氏によって「水からの伝言」という著書が出版され物議を醸したことは、ご存知の方もいるかと思います。そこには水に感謝の言葉や文字を見せたりすると「水の結晶」は美しく変化するとあります。

※参考

『感謝の波動』を検証する簡単な実験

本能は、遺伝子に記録される ~水素原子が小さな振動(人の念・気)にも反応する事を利用する

 

今回紹介する記事は、“涙”にも感情が刻まれている!?という研究結果の記事です。

 

まずは、それらの写真をご覧になって、不思議な水の世界を堪能していただきましょう。

以下、涙には感情の記憶が刻まれている・涙を顕微鏡で観察したら? より引用

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  投稿者 tutinori-g | 2016-01-05 | Posted in W.科学NewStreamNo Comments » 

太陽活動による地球への影響

今年は温暖化の影響でしょうか、暖かなお正月でしたね。

この気温などの地球環境は、地球単独の活動というより外的要因である太陽活動の相関関係中でなりたっています。その相関関係の中で興味深いものがあったので紹介します。

「太陽フレア」(あるいは強い太陽活動全般)と地震、あるいは火山の噴火に関してはいろいろな意見があります。代表的な意見のひとつとしては、
『太陽フレアが地震や火山の噴火を誘発する』というものです。

「米国現物株投資で資産形成を凡人が目指す株式投資ブログ」を参考にしながら、以下に展開していきます。
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  投稿者 tutinori-g | 2016-01-04 | Posted in D.地球のメカニズムNo Comments » 

2015年の自然災害を振り返る

あけましておめでとうございます。ブログタイトルをシンプルに「地球環境を考える」にしました。近代科学が一面的な効率追求・快美追求の結果、置き去りにしている環境問題をはじめ、今やそうした浅はかな人間の科学など、遠く及ばない地平で私たちの生活に破局的な影響を及ぼすかもしれない、温暖化・寒冷化や地震・火山の活発化といった地球活動の解明にも力を入れていきたいと思います。

o-rora 写真は今年、6月に北海道で観察された低緯度オーロラ。太陽風と気候変動には関係があるようだ。

新年、最初の記事は、改めて、最近の自然災害ニュースを振り返ってみたいと思います。

2015年 http://newskey20xx.net/blog-category-12.html  を参考にまとめました。

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  投稿者 tutinori-g | 2016-01-03 | Posted in D05.自然災害の予知No Comments »