2011-02-26
『次代を担うエネルギー・資源』火力発電の可能性7~「これからは、エネルギーの消費者が供給者になること」~
これまでの電力会社分析を通して、新たに電力供給会社への外資乗っ取りリスクということが明らかになりました。
火力発電の可能性5~「知らないうちに日本の電力が外資に乗っ取られる!?~」
火力発電の可能性6~「日本の電力の中核的企業が外資に狙われている」~
外為法に基づく外資への規制は制度上は可能ですが、その運用判断は政府、官僚に委ねられています。よって、必ずしも国民や国家利益にとってベストの判断がなされるとは限りません。
加えて、外資ではない内資ファンドに対しては外為法は適用できず、当該企業による自衛以外には規制方法がありません。
そして、表面上は内資でも、その主たる投資家は外資であるケースも多く、どういった資金がそこに投資され、投資家がどのような思惑を持っているかはまったく明かされません。
電力会社分析の最終回となる今回は、この状況を踏まえ、「今後どうしていけばいいのか?」について考えてみたいと思います。
<エネルギー統合システムのイメージ図>
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