2010-02-20

『次代を担う、エネルギー・資源』状況編3~民生部門(業務、家庭分野)のエネルギー消費の実態は?~

 『次代を担う、エネルギー・資源』状況編2~運輸部門のエネルギー消費はどうなるのか?~に引き続き、今回は、産業部門に次いでエネルギー使用量2番目の「民生部門(業務、家庭分野)」の実態を見てみたいと思います。
 まずは、民生部門全体のエネルギー消費からです。
1.民生部門全体のエネルギー消費

「民生部門は、家庭部門と業務部門の2部門から構成され、2007年度の最終エネルギー消費全体の31%を占めています。家庭部門は、自家用自動車等の運輸関係を除く家庭消費部門でのエネルギー消費を対象とし、民生部門の43%を占めています。業務部門は、企業の管理部門等の事務所・ビル、ホテルや百貨店、サービス業等の第三次産業等におけるエネルギー消費を対象としており、民生部門の57%を占めています(第212-2-1)。」

2009年エネルギー白書よりお借りしました。
 こうしてみると、家庭と業務(事務所、店舗等)で全体の3割のエネルギーを消費しているのですね。そして、個別にみれば家庭は全部門エネルギー消費のうちの約13%、業務では約18%にもなります。
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  投稿者 systema | 2010-02-20 | Posted in E01.状況編4 Comments »