2007-04-15

温暖化は都市化によるヒートアイランド現象か?

simasanです 😮  
ところで、近頃発表されたIPCC第4次評価報告書では、過去100年での地上平均気温の上昇が、0.74℃であることが明らかにされ、引き続き化石燃料に依存しつつ、高い経済成長を目指す社会が続くならば、今世紀末にはCO2濃度が約2倍となり、平均気温の上昇は、4.0℃(2.4~6.4℃)に達すると予測されていますね。
実際のところ、日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.07℃の割合で上昇しており、特に1990年代初め以降、高温となる年が頻出しています。 😡
<気象庁;平成18(2006)年の世界と日本の年平均気温について(速報)参照>
一方、「異常気象の原因は都市化、工業化によるヒートアイランド化」(るいネット)では、これについて以下のように指摘しています。

日本における夏の異常高温の原因は第一に水の蒸発量の減少であり、第二に工業的エネルギー消費の増大とその都市部への集中なのです。温室効果などというわけの分からないものなどは正に取るに足らない要因に過ぎないのです。

というように、温暖化はヒートアイランド化の方が支配的であるという見解もありますが、一体、本当のところはどうなんでしょうか?。
そこで、これらの問題について、近年の気温上昇が二酸化炭素温暖化によるものなのか、都市化によるものなのか、ここ100年間の気象データを、詳しく分析し紹介ているサイト『基準3地点の温暖化量と都市昇温』(東北大学の理学博士、近藤純正)がありましたのでまとめてみました。
以下、読みたいっと思った方は、ポチッとお願いします!
   

(さらに…)