2020-02-26

いたずらに不安を煽る人間や報道の不思議

ニュースやワイドショーでは連日では連日連夜、新型コロナウイルスの報道が続いていますが、新型コロナウイルスは本当に危険なのでしょうか?
恰も新型コロナウイルスが危険であるかのように洗脳されているだけではないのでしょうか。

感染症は原因となる病原体の「感染力」と「病原性」によって、流行のスピードや重症度が決まります。

感染力の指標として1人の感染者から何人に感染させるかという数値が使われます。インフルエンザやSARSでは1人から2~3人になります。今回の新型コロナウイルスは1月中旬の時点で1人から2人に感染するとされており(※もっと多い可能性もありますが)、今回の新型ウイルスの感染力はインフルエンザやSARSとほぼ同様だと考えられます。

病原性の指標としては致死率が目安になります。これは患者のうち死亡した人の割合で、SARSでは約10%、インフルエンザでは約0.1%という数値です。新型ウイルスはどうかというと全体では約2%であるが、武漢省のある湖北省以外の中国国内や海外を含めても、致死率は0.2%程度となっています。

現時点においては、実は新型コロナウイルスは感染力にしても病原性にしても、インフルエンザとほぼ同等となっているのです。
では、何故こんなにも騒ぎが大きくなっているのでしょうか。
過剰に不安を煽る専門家や報道番組を鵜呑みにせず、事実を追求すれば物事の本質が見えてくるのかもしれません。
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