2011-05-31
プレートテクトニクス説のウソ⇒『新・地震のしくみ』その5~マントル内部で電子レンジ状態⇒熱の通り道ができる~
前回は、角田史雄著「地震の癖」を元に、地震の起きる仕組みとして『熱移送説』の概要を紹介しました。
『熱移送説と』は、地震発生の原因は地下の‘熱の移動’であり、「地下でマグマの高温化が発生」→「岩石が溶けて温度と液体圧が上昇」→「体積膨張が発生」→「弾性変形・破壊」→「地震が発生」するという考え方です。
【参考資料】 るいネット『4/17なんでや劇場・要約』 より
★火山噴火のエネルギーは何か?
火山帯と地震発生地帯は重なりますが、火山の噴火では、マグマはもとより、噴火で放出される火山灰だけでも凄まじい重量であります。この火山の噴火エネルギーは、何から生じているのかという疑問が生じます。
熱移送説によれば、火山の噴火エネルギーは、5000~6000度もの超高温の外核が発する電磁波によって作られると考えられています。物質の熱エネルギーは、波動の運動エネルギーに転換したものが電磁波ですが、冷たい岩盤ほど電磁波の反射率が大きくなります。この冷たい岩盤で囲われた部分が、熱の通り道になると考えられています。