2021-02-18
福島大地震の発光現象から、地震の原理を改めて検証する⇒爆縮(水素爆鳴気)によって再生される水とマグマとの爆発(水蒸気爆発)の連鎖が地震の普遍原理ではないか?
13日深夜に起きた、今回の福島での大地震ではM7.3もの威力で、10年前の東北大震災を思い起こさせるほどの大きな地震でした。被害に遭われた方々は多数いるものの、幸い、津波の発生などは無く、被害は最小限に留まっているものと見受けられます。
今回は特に深夜での地震発生だったため、中継映像では、多くの発光現象が見られました。
それもかなり多くの青い光が「地面から」発生するような映像が多くネットに挙げられています。
今回の発光現象で注目を浴びるのが、ナショジオ(https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141217/428688/)の発光現象のメカニズムですが、それによると、
以来、発生メカニズムについてさまざまな説が登場したが、フロイント氏の研究チームが岩石の電荷に注目するまで決着は付かなかった。同氏によるとまず、「力が加わった玄武岩や斑れい岩に、電荷の“充電スイッチ”が入る」という。
そこに地震波がぶつかると、岩石内の電荷が解放される。
地質的な条件、「岩脈」という垂直構造も重要だ。マグマが垂直の割れ目に流れ込んで冷えた地盤で、地下100キロに達する場合もある。ここで玄武岩や斑れい岩が電荷を解放すると、地下から地表に向けて一気に駆け抜けていくことになる。
「電荷は結合して一種のプラズマのような状態になり、猛スピードで移動し、地表ではじけて空中放電を起こす。これが色鮮やかな光の正体だ」
フロイント氏の説明によると、世界中で発生する地震で、発光の条件が揃うケースは0.5%未満だという。比較的まれな現象というのも頷ける。
「タイミングや場所もそれぞれ異なる。大地震の数週間前に発生する場合や、実際に揺れている最中に光ることもある。また、震央から160キロ離れた地点で観測された記録も残っているそうだ」
とのことで、「0.5%未満の稀な現象」とのことですが、この発光現象、実は熊本地震でも確認されているし、実はほとんどの大地震で確認されています。
熊本地震
宮城沖地震
よって、稀な現象なのでは無く、大地震の「普遍的な現象」だと考えられ、地震の原理としてしっかりと検証する必要があるのだと思います。
改めて、その地震の原理として考えた場合、
地震と核の驚くべき関係!~核分裂という物理反応自体が存在しない!?~
で掲載した、【爆縮(水素爆鳴気)によって再生される水とマグマとの爆発(水蒸気爆発)の連鎖】が、かなり地震の発生原理として確からしいのではないかと思っています。
そこで、改めて、
地震と核の驚くべき関係!~核分裂という物理反応自体が存在しない!?~
の記事を掲載しておきます。
★ ★ ★ 地震は爆縮と爆発の連鎖が地殻を振幅させる
地震現象は、地殻内の閉じられた空間で、マグマの熱で水が解離した酸水素ガスが充満してマグマと接触することで爆縮反応が起きて、爆縮で再生された水がマグマと接触して起きる水蒸気爆発により地殻が振幅する現象である。
爆縮による水の形成されるときに酸化反応で発生する熱は、水蒸気爆発で拡散する水蒸気を再度解離する。この繰り返しが地殻の振幅と比例する。
地殻の振動は、水蒸気爆発の地点の直下の場合は地殻は上下に振幅し、その回りでは横の振幅を受ける。
地上では、地盤の固い所は、上下の振幅が強く地割れなどの現象がでる。地盤が弱い所では沈降(陥没)したり液状化現象が発生する。
海底では、地盤が固い所では水蒸気爆発による瞬時の隆起が津波を引き起こす。この場合、引き波は発生しない。
地盤がよわい所では、地殻は沈降し海水は引き波として吸い込まれたのち、引き波どうしがぶつかり合うことで津波が発生する。
地震発生後、残存する酸水素ガスが地表から出て燃焼する。酸水素ガスが地表から出て燃焼する現象は、山火事でも起こり得る。
★ 地震前駆現象(宏観異常現象)について
地震時の地鳴りは、沈降部分の側壁の崩落時の音である。発光現象は、酸水素ガスの空間の自由電子が大気に放出される現象で、雷の現象の逆である。
1:元素と元素は電子を継手として結合していて、化学分解時には電子は自由電子となる。
2:電流とは電子が濃い空間から薄い空間に自由電子が移動する現象である。従って正電荷は存在しない。
① 海底では温度上昇が起きて魚の異常行動が現れる。
② 地震直前には気温と湿度が上昇する。
③ 井戸の水が蒸発(涸れる)する。
④ 雷雲のときのような電磁波の異常が見られる。
下動画のような発光体は熊本地震のものですが、ほとんどの大地震で確認されています。
発光現象は、雷の逆現象、自由電子の放電現象ということですね。
★ ★ ★ 火山の形成と地震
火山の地下には、地下水がマグマで熱せられて酸水素ガス(解離ガス)が溜まりその圧力で地殻が膨張している。
マグマと接している地下水が蒸発して酸水素ガスに解離したときに、マグマを着火源として爆縮が起きる。
膨張していた酸水素ガス(解離ガス)は爆縮して水に戻るが、この水とマグマが接触して水蒸気爆発が起きる。また、爆縮で発生する酸化熱が爆風にのり火砕流となる。
① 火山の地下で酸水素ガス(解離ガス)が膨張。
② マグマと酸水素ガス(解離ガス)が接触し爆縮反応が発生。
③ 爆縮によって形成される水とマグマが接触。水蒸気爆発が発生。
④ 水の形成時の酸化熱が爆風にのり火砕流を発生。
②の時点で、爆縮のベクトルが、地殻の中央部分の時には沈降(カルデラ)し、山腹部分の時には山体崩壊(岩雪崩)を起こす。
沈降の中心部分はマグマの火口となる。
いかがだったでしょうか?大まかにまとめると、
実際の爆発の様子や、チェルノブイリでの動物が豊かに生き続けている現実と比べると、
・原子力技術における核分裂は、分裂ではなく、爆縮と爆発の連鎖とそこで起きる熱量の上昇という「水素爆鳴気」によるものではないか。
・水素爆鳴気による水蒸気爆発がエネルギー放出の中心要因であり、被爆の原理とは水蒸気爆発によって飛ばされた自由電子による影響ではないか。
・このような爆縮反応により再生された水がマグマと接触して起きる水蒸気爆発により地殻が振幅する現象が地震の発生原理なのではないか。
・そう考えると、地震時の発光現象なども辻褄が合う。
ということになりそうです。