【ヒマラヤの雪男の謎がついに解明?】科学を身近に☆NewStream
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科学ニュースを紹介します。
ヒマラヤに住む「雪男=イエティ」。未確認生物として、長い間なぞに包まれていたこの生物の正体が、最新のDNA鑑定技術で明らかになったようです!
以下CNN.co.jp(リンク)より引用します。
英国の遺伝学者が、ヒマラヤ山脈で採取された動物2頭の毛を調べた結果、古代のホッキョクグマとDNAが一致したと発表した。ヒマラヤ山脈に生息していると伝えられてきた伝説の雪男「イエティ」の謎を解く手がかりになるかもしれないとの期待が高まっている。
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この研究結果は英テレビ局チャンネル4のドキュメンタリー番組で紹介される。同局の発表によると、オックスフォード大学の遺伝学教授ブライアン・サイクス氏は昨年、世界から未確認生物の毛などの組織提供を募り、集まった30以上のサンプルを調査した。
この中でも特に、ヒマラヤ山脈で採取された2つのサンプルに注目した。この2つは約1300キロ離れた場所で別々に採取されたものだったが、DNAを調べた結果、100%の確率で、ノルウェー北端のスバールバルで見つかった4万年~12万年前のホッキョクグマの顎の骨のものと完全に一致したという。
サイクス氏はこの結果について、「どう解釈するかについてはさらなる研究が必要だ」としながらも、ヒマラヤの高地にホッキョクグマを祖先にもつヒグマの仲間が生息している可能性や、ヒグマと古代のホッキョクグマを祖先とするクマとの混合種がいる可能性に言及している。
【ポイント】
ヒマラヤのイエティ。そのサンプルからDNA鑑定した結果ホッキョクグマのものと完全に一致した。
ホッキョクグマを祖先とするヒグマの仲間が、ヒマラヤの高地にも生息している可能性があるのである。
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