2014-03-22
【ビッグバン以前の宇宙の存在に新説】科学を身近に☆NewStream
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
今週の科学ニュースを紹介します。
宇宙は、ビックバンという巨大な爆発から全てが始まり、現在も膨張し続けている。ビックバン以前は「無」の状態で、そこには何も無いと考えるのが、今までの宇宙論の定説でしたが、それに反する説が登場しているようです。
以下ナショナルジオグラフィックニュース(リンク)より引用します。
目に見えないが、宇宙にはリング状のパターンがある。これはビッグバン以前に宇宙が存在した痕跡だと主張する研究結果が発表され、議論を呼んでいる。もしこの理論が正しければ、宇宙は絶え間なく再生しており、現在の宇宙はその“最新版”にすぎない可能性がある。その証拠が初めて示されたというのが今回の主張だ。
宇宙マイクロ波背景放射(CMB)を新たに分析した結果、リング状のパターンが発見された。CMBはビッグバンの名残で、現在は宇宙の全域に広がっている。リングの多くはまるで波紋のように、入れ子になっている。その内部は、CMBのほかの部分と比べ温度がより一定である。
イギリス、オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ氏とアルメニアにあるエレバン物理研究所のバヘ・グルザディアン(Vahe Gurzadyan)氏によると、ビッグバン以前の宇宙でブラックホール同士が衝突し、リングが生まれた可能性があるという。
2つのブラックホールが衝突すると、重力波と呼ぶ・・・
宇宙マイクロ波背景放射(CMB)を新たに分析した結果、リング状のパターンが発見された。CMBはビッグバンの名残で、現在は宇宙の全域に広がっている。リングの多くはまるで波紋のように、入れ子になっている。その内部は、CMBのほかの部分と比べ温度がより一定である。
イギリス、オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ氏とアルメニアにあるエレバン物理研究所のバヘ・グルザディアン(Vahe Gurzadyan)氏によると、ビッグバン以前の宇宙でブラックホール同士が衝突し、リングが生まれた可能性があるという。