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健康=元気の素ってなんだろう?その5~相手と自分を同一視する潜在思念☆+゜~

Merry X’mas
みなさん、お元気ですか~
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今週は、みんなで クリスマスパーティ なんて方も多いのでは
でも、パーティって、ごちそう や贅沢食 よりも、
「みんなで集まって食事する 」「ゆっくりおしゃべりできる etcの
共認充足 が、翌日への元気=活力 につながっていきますよね~
・・というわけで、本題に入りますが、これまでの4回シリーズで、
共認充足が生きる力であることその① [1]
そして、
共認充足とはどのようなものかその② [2]その③ [3]その④ [4]
…を紹介してきました

今回からは、
共認充足を感じる共認回路がどのように形成されていったのか
脳の仕組み・構造の中から、なぜ共認充足が命の源であると言えるのか
このあたりの追求を始めたいと思います

みなさん、応援 よろしくお願いします
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相手と自分を同一視する潜在思念 [6]
10月23日の日経新聞に「アタマを探る7」という記事がありました。一部引用します。
>身ぶり手ぶりから相手の意図をくみ取ろうとするとき、脳の中ではどんな仕組みが働いているのだろうか。そのなぞを解くカギとして、10年ほど前に見つかった「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞が改めて注目されている。<
>イタリア・パルマ大のリゾラッティ教授らは、サルが手で餌をつかみ取るときの脳内の神経活動を調べていた。そのとき反応する神経細胞が、他のサルが餌を取る様子を見るだけでも同様に反応することを発見した。他人の動作を自分の頭の中に写し出す鏡のような反応を示すことから、ミラーニューロンと名付けられた。(中略)国立身障者リハビリセンターの西谷信之感覚認知障害研究室長らが、人にもミラーニューロンのような部位があることを明らかにした。<
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>棒の先を自分でつまんだときと、他人がつまむのを見るだけのときの脳内の活動部位を調べた。いずれも言葉をしゃべるときに関係する前頭葉の運動性言語野(ブローカー野)の領域が反応した。解剖学的にサルのミラーニューロンがあった部位に近い。他人がつまむのを見てすぐに自分もつまんだときは、その反応が一層強くなっていた。<
>赤ちゃんは親の身ぶり手ぶりから様々な動作を学び、自分の意思を表現できるようになる。今回の結果は、言語に関係する部位で他人の行動をあたかも自分の行動のように感じ取っていることを示した。<

この記事は、「相手と自分を同一視する機能が共認機能の原点であること(実現論 [7])」の有力な傍証です。心の奥底=潜在思念の次元では相手と自分は同一だと認識していることを、ミラーニューロンの機能は示しています。
潜在思念(共認回路)では同一なのに、顕在意識では自分と他者を分け隔てて認識するのは、自我を始めとする近代観念が原因だと考えられます。近代人は潜在思念と顕在意識が分裂しているとも言えます。両者を統合する観念(=社会統合版でも議論されている、誰にも共通する普遍認識)が、潜在思念と顕在意識をつなぐために必要なのだと思います。

潜在思念と顕在意識の断絶
・・・みなさん、想像できますか??
例えば・・
彼氏が他の女の子とスキンシップしているのを見た時、どう感じますか
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「やだー 😥 」「何、あの子~ 」なんて、ちょっぴり嫉妬しちゃうことありませんか?
そこまでいかなくっても、なんとなくモヤモヤ な気持ちになったり・・

では、こんな場合はどうでしょうか
お母さんが子どもとスキンシップしてるのを見た時
マッサージ師さんがお客さんをマッサージしてるのを見た時
そういう時って、「可愛いなぁ  とか「気持ちよさそうだなぁ って、思いませんか?
人が人の肌に触れる それはとっても気持ちいいこと
見ているだけで、とっても気持ちよくなりますよね
それは先述の彼氏の例だって同じ。潜在思念は、そう感じているんですよ
>他人の動作を自分の頭の中に写し出す鏡のような反応を示す
>他人の行動をあたかも自分の行動のように感じ取っている
>心の奥底=潜在思念の次元では相手と自分は同一

それを阻むのが、『顕在意識=観念』。
「個」が原点とするズレた観念が、もともとある『相手=自分』の回路、同一視⇒共認充足を奪っています
必要なのは、
>両者を統合する観念(=社会統合版でも議論されている、誰にも共通する普遍認識)
今回のミラーニューロンも、そのひとつですが、
共認充足を「構造認識」を使って学ぶのも、その普遍構造を知ることで、
「共認充足とは人類にとって、如何に大切か?」
「どうすれば共認充足が得られるのか?」
がわかり、
よりみんなの生きる力の源である共認充足の機会を増やしていける
からなのです
そして、それをより多くの人たち、みんなで共認していくことで、
みんなが「健康に生きる社会の実現」へと向かっていくことができるのだと思います

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