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本当の脱炭素って何?快適性って何?

世界的な脱炭素の流れ中で、日本は昨年のCop26で、西欧の環境団体から「化石賞」と皮肉を言われています。一方でこの間、風力発電や太陽光発電等の再生可能エネルギーで脱炭素を推進してきたEUは、ロシアのウクライナ侵攻により、状況は一挙に反転。ロシアの天然ガスと石油が無いと生きていけない現実を突きつけられています。現在、EUは脱炭素どころではない状況です。今後、日本はどうする?

日本は、原子力の停止から石炭や石油、天然ガス等の化石エネルギーの比重が上がり、政府主導でエネルギー削減(ZEB:Net Zero Energy Building)と2050年のカーボンニュートラル実現に向かって、新技術の開発と実証に向かっています。そして、その裏には多くの補助金が・・・・。

 

しかし、西洋化する前の日本は、世界で最も持続可能性を維持したエネルギー消費の少ない国でした。「もったいない」という言葉に代表されるように、食材から物品や燃料に至るまで、無駄を排し様々な工夫で自然と一体となった生活を維持していた時代がありました。まずは、この自然と一体化した生き方に学び、そこからヒントを見つけて行きたいと思います。

 

本ブログの新テーマとして「本当の脱炭素って何?快適性って何?」について追求します。日本の良さや自然(太陽、土、水、木等)との一体化、そこから学ぶ生活や技術、快適性。更には、腸内細菌に代表される微生物等の力、そして私達の人体の仕組みとの関係を中心に進めて行きます。

まず今回は、本ブログ等を中心にこのテーマに関連する投稿を紹介します。読んでみてください。

 

【木、土、水、太陽と一体化したくらしと可能性】

自然の摂理に則った「日本文明(木の文明)→地域循環共生社会」に向う [1]

木のいのちをさらに活用する画期的な技術革新が生まれようとしている。紙や綿花は植物の繊維をとりだして作られるが、同様に、植物繊維の主成分であるセルロースを1ミリの百万分の一のレベルで取り出した材料がCNFである。

 

数百年続く日本企業は「共同体の和と自然との和≒生物原理」を持っています [2]

和の力を発揮している自動車産業

自然との和を生かす電子部品産業

日本料理の特質は、素材の味を最大限に引き出すことです。日本列島の多種多様な自然の恵みを生かして、各地域でその土地ならではの料理が発達しています。それはまさに自然との「和」の産物なのです。

 

【歴史・人体構造から読み解く、本当の気持ち良さって何?】

コロナ後は生活が変わる~江戸に学ぶシンプル生活の知恵1 「モノを使わない」という理念(縄文と古代文明を探求しよう!) [3]

「モノがない江戸時代の暮らしはとても楽だったのです」。モノがない生活を嫌々やるのではなく,楽しむと思うことが,価値観の変革につながることだと考えられる。

体内の構造水=プラズマは「無機的な生命」として分裂や分岐、進化をしている [4]

宇宙もまたプラズマに満ちていて、その波動が人体に様々な影響を与えている、という仮説の元、調査を行ってきました。今回見えてきたのは「宇宙プラズマ→人体プラズマ(構造水)→DNA」という経路で宇宙からの波動が人体に働きかけている可能性です。

 

【微生物等との共生と、生命エネルギーの可能性】

ヒトの腸内環境と土壌は、根本的につながっている [5]

ところで近年、100種類100兆個以上の微生物の集まりは、お花畑になぞらえて「腸内フローラ」と呼ばれ、ダイエットや健康維持だけではなく、生活習慣病の予防や、大腸がん、アレルギー、アトピー、うつ、自己免疫疾患などの病気の改善のために脚光を浴びるようになりました

半永久的に持続する電源!?細菌が起こす発電イノベーション [6]

『呼吸、発酵、発電する細菌の知られざる生態』

「土の中や海の底、私たちの体内など、発電菌(発電する細菌)は地球上のいたるところにすんでいます。そのため、細菌による発電を利用すれば、バッテリーのない環境の中での半永久的なエネルギー源として活用できると注目されています」

 

日本人が持っている「自然との一体化」、「和の心」、このあたりにヒントがありそうです。

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