こんばんわ
明日から10月秋本番といいながらも、涼しい時期を通り越して、一気に寒くなってきた気がします
『食欲の秋 』と言いますが、おいしいものをたくさん食べたら、免疫機能って高まりそぅ~
って友達と話してたら、「おいしいもの食べたら幸せな気持ちになるからかもね 」
って話になりました。納得 (ホントか
)
今日はmikan さんの
妊娠中のお母さんと赤ちゃんの関係 [1]
に引き続き、妊娠中のお母さんと赤ちゃんの関係~アレルギーの遺伝~について調べてみました
その前に
いつも読んでくれてありがとうございます
お母さんが妊娠し、胎盤が完成すると、胎児はその中でしっかりと保護され、いわゆる無菌状態にあります。そのため、外部(主に環境因子)からの異物が入ってこないと働かないTh1は、胎児期では劣勢となり、Th2が優位となります。
胎児は、胎盤に守られているので、母体が持っている抗体がそのまま胎児にやり取りされると言うことは考えにくいようです。
アレルギー体質の遺伝とは、抗体などが遺伝するのではなく、「免疫抑制遺伝子のない遺伝子」が遺伝することで、IgE抗体ができやすい体質になり、結果的にアレルギー体質になるようです。
免疫抑制遺伝子のない遺伝子が遺伝することによって、胎児はIgEがもともと多い状態、つまり、アレルギーが発症しやすい状態が遺伝することになります。
また、アレルギーは遺伝するものだけではありません。
胎児期は外部(環境)刺激には直接影響を受けないものの、母親が口にした食品などは胎盤を通じて、直接胎内に入るため、その影響を大きく受けます。
妊娠中、お母さんの食べたものは一部が消化不十分な状態(この未消化の蛋白質が“アレルギー”を起こすもとになります)で腸管の粘膜から吸収されます。
もし、腸の中にカビや病原性の細菌がいて、腸の粘膜が荒れているような状況があると、さらに未消化のまま吸収される蛋白質の量が増えます。吸収された蛋白質はリンパや血液の流れにのり、胎盤まで行き、赤ちゃんの血液と接触します。ここで、そのたんぱく質に対する抗原が出来上がることになります。
この時点で胎児は既に、アレルギー体質の準備は万端!ということになるのですね!
そして、出生後、お母さんの母乳や直接口にする食べ物の影響によって、アレルギーが発症する、という仕組みのようです。
妊娠中のお母さんと赤ちゃんとのアレルギーの関係は、遺伝だけではなく、お母さんが摂取する食べものにも関係してくるのですね
日々の食事に対する見方も、変わって来そうです 🙄