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熱(伝導熱・放射熱)と磁場の関係

【熱(伝導熱・放射熱)と磁場の関係】

身近に存在する熱量と地球内部の巨大な熱溜り(火山・地震の源)も同じ熱で独立要素として熱力学(数式がベース)で扱っている。もともと、熱エネルギーをはじめ自然界の法則は多くの要素が絡み合った物であるが・・。その中でも近年発達した電磁気は新たな「場の理論」を生み出し、現実の現象を説明しようとしている。電磁場と熱との繋がり(新理論)を知ることは、自然の摂理を知ることになる。

熱に対する我々の認識は 「熱の流れは、均一な温度場になるように、温度の高いところから低いところへ向かって拡散します(エントロピー増大の法則)、そして熱の流れを制御することは難しい。現在、計測技術の発達で、熱は電磁波であり、熱電子・電子・光子は、波(電磁波)であり粒子であると言われています。(波長の短い電磁波は粒子のふるまいをする)」であり

十数年前から「フロンレスで実現する磁気冷凍技術 [1]」などが開発され、 熱(電磁波)と磁場空間の関係を調べる研究(「熱の流れが磁場で変わる仕組みを解明」もあり、熱と磁場の関係を調べていきます。

纏めると 近い将来、熱(電磁波)と磁場空間の関係が理論化され、新たな可能性(物質と生命力の関係)が見つかると考えます。

まず、

〇日常的に接する熱についての一般知識 [2]を参照しました。

〇「熱の流れが磁場で変わる仕組み [3]」の研究論文の要約版を投稿します。_________________________________________

〇熱の一般的知識

★熱の状態とは?

物質がどれだけ激しく動きまわっているか、物質(分子)がどれだけのエネルギーを持っているかということを意味します。

★輻射熱とは?

光(電磁波)で伝わる見えない熱とエネルギー熱をもった物質は動きまわる以外にもその有り余ったエネルギーを電磁波という形で放出しています。

注目点は、同じ熱を持っていても物質によって出す電磁波の種類や量が違えば、その電磁波の種類によっては受け取る側が沢山の熱を受け取れる事もあれば、ほとんど熱を受け取れない事もあります。

輻射熱と言うのは、「電磁波(輻射)→熱(輻射熱)→物質B」の部分が揃っていれば発生します。つまり、熱がなくても輻射熱を作れるのです。

・物体が周囲の空間に放射する電磁波。あらゆる物体はその種類と表面温度に応じた強度と波長スペクトルの電磁波を放射する

 

[4]

 

★伝導熱とは?

この熱をもった物質が別の物質にぶつかると、その振動や運動のエネルギーが別の物質に分け与えられるため、熱が伝わります。伝導熱の伝わりやすさは、固体→液体→空気の順に低くなります。気体は皆バラバラに飛び回っているのでなかなか別の気体にぶつかりません。

 

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熱の流れが磁場で変わる仕組みを解明 [3]
- 磁場を用いた熱流制御の可能性 -

【ポイント】

ソース画像を表示

図2熱流が磁場によって曲げられる様子(イメージ図)

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コメント:近代科学では「証明出来ないものは存在しないとの認識」で空間は真空(何も存在しない)と考えていましたが、測定技術の進歩で宇宙空間は電磁場が存在しており、エネルギーの流れも制御できる可能性が高い。例えば電磁場空間からエネルギーを取り出すことも可能ではないか?

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