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ズバリ重力の正体は、宇宙にも身体にも流れている「電気磁力」だった!

竜巻の話 [1]でも、昆虫の話 [2]でも登場した「反重力」とは、重力という強い圧力も打ち消すほどの「より強い力」のこと。(例:重力に逆らって車や看板を巻き上げる竜巻など)

ですが、「反重力の正体って、結局何?」ということがまだ分かりきっていません。飛行機・鳥・風船が飛べる仕組みとも、種類が違うのだと思うのです。
そして「反重力」が何かを解明するなら、そもそも「重力」とは何なのかも見つめなおしたいところ!✨今日はそんな話をしていきます!

 

「重力」っていつ出てきた言葉なの?誰が発見したの?

重力は17世紀、ニュートンによって発見されたと言われています。

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万有引力は、「宇宙のどこでも重力は同じ力」であり、「物の量に比例する」、という2つの重要な要素から成り立っています。
ニュートンはガリレオが観測した月の軌道を計算すると地上の重力と同じ結果になることを示し、宇宙と地上の重力は同じとしたのです。
しかし、ニュートンの万有引力がプリンキピアで知られるようになると、ドイツの知識人から激しい反発があります。ドイツ人、ライプニッツの積分をニュートンが盗用した争いのせいもありましたが、重力=引力を受け入れがたい事情があったのです。

●ひとつは、ニュートンの万有引力は、どんなに離れていてもほぼ一瞬で伝わる遠隔作用だったこと。
当時、近代科学を切り開いたデカルトによれば、力の伝達は物と物が接触して行われる近接作用でなくてはいけなかったそう。(現代物理学も近接作用を採用している。)
近接作用の時しか力は伝わらないのかは置いといて、「一瞬で伝わる」というのは、想像がつきません。離れていればいるほど、力は弱まったりしないのでしょうか?

●また、ケプラー、ガリレオなどの天文家は、惑星が引き合うと同時に、ぶつからないために反発力を持つと考えていました。
引力と斥力(反発力)、両方の力があることによって、様々な所の調和が図られていると考えたのです。(太陽系の星が軌道を外れず回れているなど)
万有引力は、その反発力=「斥力」を、無視する説明となっていました。(反重力は、架空概念とされています。)
☆想像すると分かると思うのですが、引力しかなければ、地球は自身に向かう力(重力)によって、常に圧迫されているということになります。それは、頭を締め付けられる時の苦しさや、風船が握りしめられたら割れるのと同じで、(地球が実際にそうなるわけではありませんが)、そのような負担が常にかかっているということになるのです。

という理由もあって、当時のドイツの知識人の筆頭だったカントは、特に強くュートンの万有引力を批判。「ニュートン氏の万有引力は、そのままでは宇宙をひとつの塊にしてしまうでしょう」と「星雲論」のなかで指摘しています。

しかし、19世紀になると同じドイツの哲学者ヘーゲルが、カント氏に反論を出します。なぜかというと、18世紀末にキャベンディッシュの実験が行われたからです。イギリスで2番目に金持ちのキャベンディッシュは、160kgと700gの鉛の玉が互いの質量で引き合うはずのわずかな力(=重力)を、ねじり天秤という方法で測定したのです。

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キャベンディッシュの実験は、「まさに重力という力を測り出せた!重力は物の量に比例することも証明した!万有引力を証明できたぞー!!」となりました。

しかし、この50年後、悲しきことにキャベンディッシュの実験が間違っていたことをフォラデーが発見します。

実験の名手であったファラデーは、キャベンディッシュが使った鉛は、反磁性体であることを発見したのです。つまり、鉛は「質量により発生する重力」ではなく、「反磁性」の力で動いたのでした。重力うんぬんに、物の量(質量)は関係していなかったのです。

重力の源は「シューマン共振」だった

結論を言えば、地球の重力は地上で最も強力な電磁波、「シューマン共振」が生み出しています。7.83Hzの低い周波数の電波は、数百キロもの岩盤も透過するという性質を持つらしく、さえぎることができません。また、強力な電波を受けた物質は片側に電界による引力が生まれるのです。まさに、重力の性質そのものですね!

こうして、ドイツの知識人の反論や、フォラデーの発見をまとめることで見えてきたのは、「物に働いていた力(重力)は、つまり電気磁力である」ということ。
そして、電気磁力による引力だけでなく、「斥力(反重力)」が存在するということ、ですね!(←ここは認識の基本となる所になるので、重要ですね!)

重力だけを追いかけ解明しようとすると頭も論理も混乱しますが、全体を見ることで正体をスッキリさせることができました!この新たな重力の基本認識も、探索の仕方・考え方も、今後の追求にとても役立ちそうです!✨

(この投稿は、平清水九十九さんのTOKANA「【動画】本物の反重力装置をロシア人研究者が発明! 「これはガチ」物理学の専門家が徹底解説!」 [5]という記事から引用、または参考に文章を書かせていただきました。本当に頭が良い!ありがとうございました!)

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