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【GW特別企画】るいネット秀作紹介7「3.11以降の死亡者数が、第二次大戦に匹敵するほど急増」

東日本大震災から3年が過ぎました。

福島原発の問題はほとんど進展せず、解決の糸口すら見えていませんが、政府は原子力発電所の再稼動に向けて動き始めています。

政府がエネルギー基本計画を閣議決定、原発再稼動方針明記 [1]

 

 

以下政府がエネルギー基本計画を閣議決定、原発再稼動方針明記 [2]より引用。

-政府は11日、原子力発電所の再稼動を進める方針などを明記した「エネルギー基本計画」を閣議決定した。原発依存度を「可能な限り低減させる」としながらも、原発は「重要なベースロード電源」と位置づけ、3年前の原発事故以前と同様に活用していく姿勢を強調した。

基本計画は今後20年程度にわたる中長期のエネルギー政策の指針を示すもの。今回は第4次の計画だが、東京電力福島第1原発事故以降では初めての改定となる。

<再稼動推進、新増設にも含み>

茂木敏充経済産業相は閣議後の記者会見で、原発再稼動について「原子力規制委員会によって安全性が確認された段階で、立地自治体等、関係者の理解を得るため、事業者だけでなく国も説明する」と述べた。

今後のエネルギー構成の目標設定について茂木経産相は「できるだけ早く目標を設定する。2、3年かかるものではない」と述べた。

新基本計画では、電力業界から要望が強かった原発の新増設については記載されていない。新増設について茂木氏は「既存の原発の安全確認から進めており、新増設は次のステップの話。現段階で具体的な新増設の想定はしていない」と述べた。将来的な新増設の復活に含みを残したとみられる。

引用以上

以下のるいネット投稿は、東日本大震災後と第二次世界大戦中の死亡者の統計を比較したものです。この投稿では、放射能による影響がだんだんと形になって見えてきたという衝撃の事実が記されています。

以下は、真実を探すブログリンク [3]からの引用です。
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政府が昨年の人口統計を発表しましたが、このデータをよく見てみると非常に興味深いことが判明しました。まず、震災以降に死亡者数が、第二次大戦に匹敵するほど急増している点です。厚生労働省によると、平成23年から平成25年の累計死亡者数は360万人以上に急増。

しかも、死者の伸び率は第二次世界大戦時の死亡率の伸びを上回っています。これは驚異的なことで、今の日本は太平洋戦争時の時と同じくらいの勢いで人が亡くなっているということになるのです。

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未だに「放射能の影響ではない」と言い切っている方を見かけますが、死亡原因の項目を見てみると、福島原発事故の後に悪性新生物(癌)や心疾患が増加しているのが分かります。福島では「100万人に一人」と言われていた小児甲状腺がんが数十人規模で発見されており、岩手などの東北各県の病院でも心不全などの突然死が数倍に激増中です。

もはや、「ストレスが原因」と言えるようなレベルではなく、当初の予想よりも放射能の影響が早い段階で現れている事をこの統計は示しています。

20140107-113558siinnbetu [7]

実際にチェルノブイリ事故を経験したアニーガンダーセン氏やバンダジェフスキー氏のような専門家らは、早い段階から「福島原発事故はチェルノブイリを遥かに超えるかもしれない」と警告を発していました。そろそろ、放射能の影響が目に見える形で現れてくる時期で、色々なことを本気で覚悟しておく必要があります。
何せ、今は太平洋戦争に匹敵するような非常事態です。日本の人口は放射能と少子高齢化のダブルパンチで、5000万人程度にまで急減少するという予測もあり、今後も非常大変な状況が続くことになるでしょう。

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引用以上

この投稿から

①ここ数年の死者の伸び率は第二次世界大戦時の死亡率の伸びを上回っていること。

②福島原発事故の後に悪性新生物(癌)や心疾患が増加していること。

の2点がわかります。

 

このように放射能による影響が、だんだんと目に見えるようになりつつあります。

24万4千人が亡くなることは普通ではなく、放射能が与える問題を無視することはもう出来ません。

原発事故による放射能汚染がどれほど人間に影響を与えるのかわからず、反対する人も多いなか、原発を再稼動することは、果たして誰のためなのでしょうか。

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