☆6☆プレ実験結果分析
こんにちは
今回は、電磁波の影響が、発芽実験でどのように現れるのかを見るために、どんな実験方法が適しているのかを探る、プレ実験を行いました
【電磁波】電子レンジで湧かした水での発芽実験~プレ実験編 [2]
プレ実験の結果、はっきりと差が出てきた点もあるし、まだまだはっきりと断定出来ない要素もありました。
それらを、本実験ではどのような方法を用いれば分析できるのか、本実験へ向けての改善点を見つけていきます
いつも応援ありがとうございます
成長過程での水による違いを表にまとめました
お水の違いは、「プレ実験☆2☆実験道具」 [5]をご覧ください
実験の結果、種は根から出てきて、その後に芽が出てくることが分かりました。その中で明らかだったのは、
C.の電子レンジの水は早く根が出てきて、かつ最終的な長さも長くなるということ。
B.のガスの水の場合は、電子レンジの水寄りだけど、電子レンジの水ほどではない。
発芽率が一見高いと見られるのは電子レンジの水、かつ、途中までの成長も早い!
しかし、その後の成長はA.の普通の水が早くなってきて、茎も太く葉がふさふさ
最終的には、普通の水の葉が一番成長していて、ガスの水は、根は電子レンジの水に近いけど、葉は普通の水に近いという結果になりました
■「根の長さ」が違うとは?
同じ種なのに根の長さに違いが出たのは、
C.の電子レンジの水の場合、根から水を吸収する際に、何らかの抵抗みたいなものがあり、それに対抗するため、根を長く伸ばした!と考えられます。
A.の普通の水の場合は、なんの問題も無く普通に吸収できるので、根も普通で葉もふさふさしてました。
この、何らかの抵抗みたいなものが、Aの成長が途中で追い越されてしまう現象も導いたのかもしれません
■水の違いによる差は出たのか?
水の違いによって、成長過程が明らかに異なることが分かりました。推定として、水を吸収する際の抵抗が考えられます。
最終的には、根が長くなるから芽も大きくなるわけではなく、芽の大きさ(長さ)はほとんど変わりませんでした。
一方、B.のガスの水とCの電子レンジの水の差が大きく出なかったは、沸騰させた水の溶存酸素が減り、その影響を大きく受けた可能性があると考えられます。
従って、C.の電子レンジの水の観察をする条件としては、同じく沸騰させた水を用いた比較が主になるといえます。
また、この結果から、次のような調査課題が出てきました
①沸騰したら、水の中の酸素は減るの
![]()
②水の中の酸素が少ないと、根が長くなるの![]()
③沸騰させたお水を飲んだら、体によくない![]()
☆7☆本実験に向けての改善ポイント
プレ実験の結果、目視でもはっきりと分かった違いは、根の長さでした。次に茎の太さ、葉のふさふさ度と大きさです。
従って、芽の成長だけでなく、根の成長の絶対量、芽と根の成長のバランスの違いが観察できるように、観察の方法を改善する必要があることがわかりました
まく種の数を管理します。発芽した種と、していない種を数えられるように、容器に種を並べて育てられる工夫をします。
■根の成長度合
根の成長をいつでも測定出来るように、もっと底が深い透明な容器を用意します。
また、成長途中も根の長さが測れるよように、容器にスケールを貼って観察していきます。■芽の成長比較
成長した芽は、最終的に長さを測り、茎の太さも測定します。根の長さも同様に長さを測り、平均値を出して比較します。
上記を踏まえて、再度、最終的にどんな変化となるのか本実験を行います!
・・プレ実験:かいわれ達の今後・・
プレ実験で発芽させた、かいわれともやしは、今後も別の視点で実験を継続していきます
①このまま成長し続けて、花が咲くのか種が出来る
②採取して、冷蔵庫で保存 腐る
それとも、枯れる
(参考:野菜の腐食実験リンク [7])
こちらも、結果報告をお楽しみに~