昨日は、お友達の妊婦さんとたくさんお話して、充足いっぱいもらいました~ 😀
本日は、お産の医療現場からの声をお届けします
悲しい話ですが、これが現場の現実です
産科医不足がどんどん深刻化しています。
その大きな理由は何だと思いますか
激務でしょうか?訴訟でしょうか?
応援よろしくお願いします 😀
一番の大きな理由は訴訟の後ろにあるといわれる十倍の数の紛争、さらにその後ろにある患者と医療者 との齟齬が一番大きな理由なんです。
訴訟というかたちで、表面化していない部分がこれだけあるのです。
最近では、権利意識の肥大した患者をさす「モンスターペイシェント」という言葉も生まれているほど。
そして、医療 はコンビニエンスストアのようなサービスだと考えて、自分たちはお客さまだと考えている人たちが少なからずいます。
まさに「医療消費者」という状態。
その具体的事例を一部紹介します。
お産意識の高い人が来る明日香医院でもそういった人がいます。
●玄関を入ってきた外来者に「おはようございます。」と声をかけても無視される
●診療室に一緒についてきた旦那。
帽子をかぶり、ダウンジャケットも着たまま、机に肘をついて話をきく。
何を言っても「はあ」としか答えない 🙁
●内診室のタオルを使用した後、くしゃくしゃのまま放置する
●入院中の赤ちゃん専用のオーガニックコットン製の手作りベビー服を持って帰ってします。
これは盗難です 👿
●分娩費の不払い 😥
●平気で夜中や日曜日などに時間外診療にやってくる。(急を要する場合ではないのに)
●生まれた赤ちゃんの呼吸が不安定で、つきっきりで複数の助産師でみていたときのこと。
(その間、ご夫婦は寝ていた。)
夜が明けるころ、やっと赤ちゃんの状況が落ち着き、助産師さんはは朝まで仮眠を取ることに。
その間に、目を覚ましたお父さんは、何のお礼も言わず、帰ってしまったとのこと。
産婦人科医も助産師も、本当はお産が好きです。魅力的です。
だけど、クレームをはじめ、心折れることが多くなってくると、お産に携わることを続けられるなるそう
まさに、「やってもらってあたりまえ」という「医療消費者」という意識陥ってしまっている。
お産は、産む女の人とそれを手助けする助産師さんの協働作業です。
生むのは、その女の人本人なのです。
そこに大きな問題がありそうです。
参考文献:大野明子著 「いのちを産む」GAKKEN