どこで、だれと、どんな風に産みたい??~お産を本気で追求したい その13~ [1]皆さん、読んで頂けましたでしょうか 😀
まだの方はこちらもぜひ
前回では、“産み方 ”の追求をしましたが、今回はいよいよ・・・
生まれました
生まれてから、産後1週間をどう過ごすかで、お母さんも赤ちゃんも充足度合いがこんなにも違ったんです
一緒に 充足
を感じて欲しいから・・・ :blush:
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さて、無事生まれましたが、この後もどうやって産むかによって、こんなに違ってくるんです
産んだあとも大忙し 🙄 病院(分娩台)での出産
分娩台を使った出産は、赤ちゃんとお母さんは別々 になり、産後の30分~1時間の間に、こんなことが行なわれています
赤ちゃん
直ぐに、細い吸引チューブを鼻や口に入れ
羊水をとる
赤ちゃんは顔をしかめたり、酸欠で青くなっちゃう子も
臍帯(へその緒)を切る
蘇生措置(念のため、元気でも行うことが多い)
・インファントウォーマー(熱で温め体温低下防止)
・さらに吸引
・足や背中を刺激して、泣かせて呼吸させる
沐浴と計測(別室にて)
お母さんの会陰切開の血でべっとり
お母さん
会陰切開の縫合処置
通常は部分麻酔だけど、状態によっては全身麻酔になることも・・・
この間、赤ちゃんの処置が優先されるため、赤ちゃんとお母さんが一緒にゆっくり出来る時間はありません 🙁
そして、待ちに待ったご対面 これでゆっくり出来る~
って思いきや、少しだけお母さんとご対面を果たしたあと、赤ちゃんはすぐに新生児室へ
(もし母子別室の場合 退院までずっと、たとえ母子同室でも
翌日までは離れ離れ
)
自然な形で赤ちゃんを迎えると、こ~んな感じ
自然な形でのお産をされている、『分娩台よさようなら』の著者:大野明子先生の明日香医院 [2]では、こんなにも違ったんです 😀
処置の前にお母さんの胸の上に乗せ、ゆっくり時間を過ごす(臍の緒付)
赤ちゃんは処置をしなくても、自力で穏やかに呼吸し、上手に羊水も吐き出します
実は、大きな声で泣かないんです
臍の緒も時間を決めずに、「もういいかな?」と自然と感じた時に切る
※臍の緒を早く切るのは、『胎盤の血が、赤ちゃんに流れ込み過ぎることで、黄疸の原因にな
る物質△→黄疸悪化を防ぐため』とされているが、そうなるのも、分娩台だから
(赤ちゃんがお母さんの心臓より下にあるので、流れ込みやすい)!!
赤ちゃんと、ニッコリ目合わせ
赤ちゃんは、出産時に交感神経が刺激され、産後2時間くらいは、活発に動くんです
目を合わせたり、周りをキョロキョロ見渡したりもする 至福の時
初乳
時間は決めず、赤ちゃんがやる気になる(おっぱいを欲しそうに口を動かす)まで、
待って大丈夫
最初はどんな人でも僅かしか出ない
妊娠中にちゃんとおっぱいケアをしていれば、自然とどんな形のおっぱいでも出るよう
になるので、ご心配なく
毎日一緒にべったり過ごそう
産後1週間は母子のリズムを作る大事な時間
おっぱいは欲しがる度に吸わせる。横向きのまま、ず~と吸わせていてもOK
だから産後もおっぱいケアは大事
マッサージや、粗食をすること
産後数日間は赤ちゃんと一緒に日光浴
黄疸の原因となる物質は、光にあたることで、体外に排出されやすくなる
産後を、自宅でゆっくり過ごすこと、こ~んなにも素敵な時間をすごせちゃうんです
何よりも、「家族でこの子を育てていくんだ!!」という、主体性と責任を持ってもらうことに繋がるそうです
こうやって、現代医療と自然な形でのお産の違いを比べてみると、やっぱり自然な形でのお産がいいなって思いますよね
それと同時に思ったことが・・・
現代医療によって、引き離された母子はたくさんいます
でも、一方でそれで救われた母子もたくさんいます
現代医療=悪 と否定するのではなく、現代医療が『母子を繋ぎ合わせるために、自然なお産を出来るようサポートをする』そんな役割に変っていくんじゃないかなって思います