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どこで、だれと、どんな風に産みたい??~お産を本気で追求したい その13~

突然ですが、イメージしてください。
あなたは出産を控えています。

どこで産みたいと思いますか?
だれと産みたいですか?
どんな姿勢で産みたいですか?

この質問をいつもお産について、一緒に追求しているメンバーに聞いてみました。
今回も、
そこには、これまでお産について追求してきた成果と、これからの可能性が見えました
続きもぜひ読んでください


ありがとうございます
さて、まず一つめです。
どこで産みたいと思いますか?
追求グループの女の子たちに聞いたところ、「う~ん」とみんな真剣に具体的に考えてくれました
その答えは、助産院自宅実家、・・・中には、ホテルや旅館っていうのもありました。
理由を聞いてみると、
「自宅だとまだちょっと不安だけど、病院で産むのはちょっと・・・」
「一番安心している場所で、苦しんだことを思い出しちゃいそうだから、日常とは遠いところがいい」
「リラックスできて、眺めがいところがいい」

などなど、とても具体的で、最初のお産に対する恐怖とは打って変わって、すごくお産をいいものにしたい!という想いをみんな持っているということが伝わってきました
実際、大病院、個人開業医、助産院、自宅、それぞれの場所でのお産には、メリット・デメリットがあります。
大病院のメリットは、手術などの急な対応が可能で、最後まで院内で面倒を見てもらえること。デメリットは、主治医に必ず見てもらえるわけではなく、時間になるとスタッフが交代することもあるため、とてもリラックスできるような状況ではないということが挙げられます。
個人開業医のメリットは、いつも見てくれる医師が立ち会ってくれ、スタッフもあらかじめ顔見知りたのため比較的安心できる環境であること。デメリットは、たいてい医師が1人しかいないため、搬送の必要が出てくることもあるのです。
助産院のメリットは、正常なお産を扱うのが基本なので、自然なお産ができること。一方でデメリットとしては、医療が必要になった場合、医師の往診を仰いだり、個人開業医の場合と同様で、搬送の必要が出てくることもあるのです。
そして、自宅出産のメリットは、日常の延長でお産ができるので、リラックスでき、産む人とその家族が主人公になれるのです。
次に、
だれと産みたいですか?
この質問のみんなの答えの中で一番多かったのは、
お母さん
やっぱり、経験者であり、とても安心できる存在だからなんでしょうね~
他にも、
パートナーや出産経験のある友人、子供たち、おばあちゃんなどが挙がりました。
ここで出てきた「パートナー」には自宅でのお産の時、たくさんの役割があるみたいなんです。
例えば、大量に必要になるタオルを用意してもらったり、妊婦さんが気持ちいいと感じる温度のお湯を風呂にはってもらったり、もちろんお産の時からだを支えるのは、男の人でないと難しいみたいなんです。
そして「子供たち」
衝撃的な場面だから子供たちには刺激が強すぎるのでは?と思いがちですが、子供は基本的にお母さんが大好きなので、お母さんを労わる一番の強い見方になってくれるんです お母さんの表情をよく見ているから、「今、辛そう、痛そう」と察知したら「お母さん大丈夫?」といって体をさすってくれるかもしれません。そして、その大好きなお母さんから生まれてきた赤ちゃんであることを認知し、とってもかわいがるようになるようです
そして最後に
どんな姿勢で産みたいですか?
この質問では、以外に現代のあたりまえになっていた「分娩台」と答えた人は1人もおらず
横向き、何かにつかまりながら立って、四つん這い、トイレの時の姿勢、などなど多種多様。
とは言いつつも、「分娩台」でのお産にもメリットがあります。
医療者にとってのメリットが。
お産が異常になったとき、分娩介助や医療処置をしやすい高さを保つ必要があるため、分娩台が一番便利なのです
しかし、これはそもそも「異常なお産」の時というの前提となっていますが、
この分娩台のお産こそが異常事態を招いていることが分かったんです
分娩台の上では、尾てい骨が圧迫されるような体制になりますが、この体制により静脈と動脈が圧迫され、血液の循環が悪くなります。そうすると、赤ちゃんが酸欠状態となり、異常状態となってしまうのです。そうなると、必然的に吸引分娩や鉗子分娩を行う必要が出てきてしまうのです。
他にも分娩台でのお産にはデメリットがあります。
例えば、妊婦さんにとっては大事な部分を光に照らされていろんな処置されて・・・などの精神的にリラックスどころか、目を覆いたくなるような状態です。
みんなの答えにたどり着くのも納得です
これまでの質問をして、真剣に具体的に考えている追求グループの女の子たちは、不特定多数の人が使う分娩台でのお産よりも、もっと自然の摂理にかなったお産のあり方がある ということを実感してきているのでしょうね

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