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女は毎月生まれかわる!~女の自然の摂理その5~

女性は、一生の間に約400個の卵子を排卵すると言われています。
そして、それは毎月1回づつ排卵されるわけですが、その仕組み、知っていますか?
実は女ですら、知らなないことがいっぱい!!
尊い尊い、命のエネルギー循環
では、今回は、その仕組みを紹介します 😀
いつも応援ありがとう


月経サイクルをもち始めた卵巣の中では、何十万個という原始卵胞の中から、
なんと毎月100個くらいの卵子の候補
が成長を始めます!
そして、その候補者たちは、2週間かけて成熟卵胞へと成長しなががら、
「だれが、デビューする?負けないわ。」
と過酷な競争をするんです
その競争を勝ち抜いた一番健康な卵子が、たった一つだけ「ポン」っと出てきます!
卵子ちゃんのデビューです!
これが排卵です。
毎月1回排卵される卵子は、こんな風にして選ばれるんですね!
ちなみに、親指の頭ぐらいの大きさの卵巣から飛び出した
卵子1個の大きさは、約0.13ミリです!!
針の先でツンと押した後ほどの大きさ。
唯一肉眼でかすかにみることのできる細胞です。
そして、卵巣から飛び出た卵子を、卵管采という卵管の触手がすばやくキャッチして引っ張り、ボールペンの芯くらいの太さの卵管にすっと吸い上げていきます。
(実は、卵管と卵巣はつながっていなんです!!)
そして、卵管表面のせん毛が卵子を子宮まで、転がし移動させていきます。
卵子が成熟するのと同時進行で卵胞ホルモンが分泌されて、子宮の内側の壁(子宮内膜)が厚くなります。排卵が起こると同時に黄体ホルモンが加わって、そこにはふわふわとした子宮内膜のベットが作られます。
受精卵が着床しやすいように準備しておいてくれるわけです。
卵子は、卵巣を出発してこの子宮の卵管部にたどり着きます。
精子を待てるのは、24時間だけです。
そして、精子との出会い がなければ、息絶えて 、子宮内膜ベットに吸収されてしまいます。
そして、ベットは、約2週間後に解体され、外に月経血として飛び出していきます。
これは、単にベットを解体して流れでていくだけでなく、カラダの中の老廃物まで一緒に連れ出してくれています。
女の体には、自然の浄化機能まで備わっているんです。
こうやって、排卵と月経は、毎月繰り返されているわけです。
これは、人智や文化を超えたヒトの命のありがたいエネルギー循環。
こういった仕組みをし知ると、なんだか毎月くる生理もとってもありがたいものにおもえませんか?
まだまだ知らない、女の体について、これからも紹介していきま~す 😀
参考図書:「えらぶお産」 大葉ナナコ著 河出書房新社
さんぽ

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