最近、「経皮毒」というものが話題になっているってご存知ですか
私も最近、友達から教えてもらって知ったのですが、知ったらちょっとこわ~くなってきました
経皮毒とは?を簡単に説明すると、せっけん・洗剤・シャンプー・化粧品などに含まれている化学物質が、皮膚を透して体の中に蓄積されていってしまうということです。
しかも、経口吸収(口から入ったものを通して、体に吸収されること)で化学物質などが侵入しても、そのうち90%は解毒されますが、経皮吸収から吸収された化学物質は、10%しか解毒されないので、ほとんどが体の中に残り続けてしまう!というのです
これって危険なんじゃないの
ということで注目されてきているみたいです
でも、皮膚から吸収されるってどういうことなどなど、色々疑問が出てきたので、調べてみました
気になりますよね~ ではでは続きをどうぞ
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そもそも、皮膚は水を弾くのに、吸収されるってどういうことなんでしょう??🙁
調べていくと、どうやら合成界面活性剤というモノが関係している、ということに行き当たりました。
なので、今回は、界面活性剤ってなに?というトコロにスポットを当ててみたいと思います。
さっそく、界面活性剤ってなに?
界面活性剤とは、簡単にいうと水と油のさかい目(界面)を混ざりやすくする性質をもつ物質のことです。なんで混ざりやすくできるの?ということですが、同じ物質の中に、水に対して親和性を持つ親水基と、油(水以外のもの)に対して親和性を持つ疎水基の両方性質をもっていて、その両方の性質を持つため、水と油の2相間の界面に作用して、それらの界面張力を低下させる(=混ざりやすくする)効果が働きます。
界面活性剤が含まれているものの身近な例を挙げると、マヨネーズです。
マヨネーズの主成分は、酢と油と卵ですが、酢は水に近い成分なので、水と油と混ざり合っていることになるのですが、なぜそれができるのかというと、卵の中に界面活性剤の働きをする成分が含まれているからなんです
…とは言っても、界面活性剤の作用を一番活用しているのは、みなさんご存知かとは思いますが…そうです、洗剤です。
せっけん・洗濯洗剤・シャンプーなどすべての洗剤は、界面活性剤の作用を以下の図のように利用して、汚れを落としています。
(引用 がまかつ:甦れ!日本の魚! [1])
と、まぁ色々と説明しましたが、この界面活性剤の仕組み自体に問題があるわけではありません(実際、卵にも含まれる成分ですし…)
問題は、合成界面活性剤にあるようなんです
合成界面活性剤は、石油から作られます。
例えば、せっけんには二種類あって、自然界の植物を原料とした天然のものと、石油から合成して作られるものがあり、後者は合成界面活性剤を含んでいる合成洗剤ということになります。厳密には、界面活性剤の中の、脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムの二つでできているものが「石けん」で、他のものはすべて「合成洗剤」になります。
みなさんが普段、洗剤としてあまり意識していない、シャンプーやリンス・歯磨き剤・柔軟剤なども、実は合成洗剤なんです。
この合成界面性剤は、天然のものと比べて界面活性効果がとても強力で、そのために人体に入り込んでいってしまうという悪影響を及ぼしているのです。
どういう仕組みで入りこんでしまうのか?
天然だと大丈夫で、合成だとダメってどういうこと?
などなど、気になることはいっぱいあると思いますが、長くなりそうなので②に続きたいと思います
どうぞお楽しみに