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新エネルギーってどうなの?

最近、新エネルギーって注目されてますよね? 😀
この間も、テレビ で「小麦VSさとうきび バイオ燃料1Lでどこまで行けるか!?」という企画があり(ちなみに原付)、見ていました 😛
そもそもバイオ燃料って何かしら?と思って見ていると、その内容にビックリ
バイオ燃料といっても、そのうちの97%はガソリンで、3%が小麦とサトウキビを原料に作られたエタノールだったんです 何や~たったの3%なん?それって意味あるん?って感じですよね
バイオ燃料って?新エネルギーって?をちょっと詳しく考えてみる必要がありそうですね
まずは以前投稿されている、
バイオマスってなに?1 [1] [2] [3]
を参考に考えてみたいと思います

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ちょっと読み進めてみると…
あらためてバイオマスってなに
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バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素が排出される。しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされています
1990年代以降、バイオマスは二酸化炭素削減(地球温暖化対策)、循環型社会の構築などの取り組みを通じて脚光を浴びています。そもそも高度成長期以前の日本では、落葉や糞尿を肥料として利用していたほか、里山から得られる薪炭をエネルギーとして利用するなどバイオマスを活用した社会であったと言えます。
ウィキペディア「バイオマス」により抜粋・編集 [4]

『バイオマスってなに?1』の↑の部分でちょっと「んんと思いました。
「バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素が排出される。しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされています」
の部分ですが、一見、理論上では「なるほど!」ですが、現実で考えたら…おかしくないですか
この理論でいけば、
今現在生えている木を切って、それが廃材になりバイオマスとして活用された→つまりエネルギーとして燃焼させてCO2を排出した→でもそのCO2は、その昔の木が成長する過程で光合成の際使用したCO2として換算すると、プラマイ0なのでOK
ってことですが、実際、木が使用したCO2は、その昔成長する段階に空気中にあったCO2なんだから、燃やした時点で考えれば、ただ単に燃焼して空気中にCO2が放出された→CO2が増えた ことになりますよね
燃焼させた時点でCO2をプラマイ0にしようと思ったら、その時点で放出分と同じだけのCO2を吸ってくれる植物を育てるなどしないと、そうは言い切れないと思います。
う~ん…しかしそれって可能なのか??
だいたい、植物ってどれくらいの量のCO2を成長時に吸収してくれるんでしょう?
と思ってたら、 こんなデータがあったので紹介します
図:身近なCO2排出と森林(スギ)のCO2吸収量
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参照:環境いばらき [5]
 
わ~8)
このデータを見る限りでは、人が普通に生活していく中で出るCO2を植物が吸収しきること自体が、もう無理そうだな…と思ったのですが…
これプラス、バイオマスで出るCO2を吸収するなんてできるんでしょうか
う~ん…やっぱりバイオマスには可能性がない気がします:cry:
これは、他の新エネルギーも調べる必要がありそうですね

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