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アレルギーが増えているというけど、どれくらい増えているの?

あるアレルゲンに対して特異的IgE抗体が陽性になったときに、アレルギー体質であると判定されているようです。陽性でも必ずしも発症するとは限りませんが、特異的IgE抗体の陽性率はアレルギーの増加を示す有用なデータと言えるでしょう。
その暦年データ(学生を対象にしたスクリーニング検査)が見つかったので紹介します。
見たい人は、ポチッ、してくださいな。


サイトはここ↓
http://www.nch.go.jp/imal/Publication/0003taishuigakusensho.pdf
ここで分かったのは、代表的なアレルゲンであるダニやスギに対する陽性率は、
1960年台半ば:数%(推定値)
1970年台後半:20%
1990年台前半:40%
1998年   :70%
と一貫して上昇中。
このデータはダニ・スギに限ったものだから、他のアレルゲンに対する陽性率も合わせれば、もっと増えていくのでしょう。
さらに・・・・
実は、私も最近、痒い痒いの汗疹だと思っていたら、何と!アトピーと診断されました・・・・・
が、抗体反応はありませんでした。
このような、陽性ではないアレルギー様の症状も含めていけば「アレルギー」なるものはもっともっと増えていることになります!
アレルギー」という言葉が世の中で使われすぎているのかも知れません・・・・

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