皆さん、バイオマスってご存知でしょうか?
生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」をバイオマスと呼んでいます。
~・バイオマス情報ヘッドクォーター「バイオマスとは」・~ [1]
つまり、家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた有機性資源のことです。
これらのバイオマスから得られるエネルギーをバイオマスエネルギー又はバイオエネルギーと呼びます。
そして、日本におけるバイオマスの利活用技術は、日本の特許出願が世界の特許出願件数の半数を占めており、高いレベルにあるとされています 😮
バイオマスって聞いことあるけど、環境とどう関係するの?
初めて聞いたけど、どんな効果があるの?
もっと知りたいと思った方は ポチっとお願いします
バイオマスの種類ってどんなもの
難しそうですが、簡単に言えば、人類が昔から活用してきたエネルギーを見直しましょう というものです 😀
あらためてバイオマスってなに
バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素が排出される。しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされています
1990年代以降、バイオマスは二酸化炭素削減(地球温暖化対策)、循環型社会の構築などの取り組みを通じて脚光を浴びています。
そもそも高度成長期以前の日本では、落葉や糞尿を肥料として利用していたほか、里山から得られる薪炭をエネルギーとして利用するなどバイオマスを活用した社会であったと言えます。
ウィキペディア「バイオマス」により抜粋・編集 [2]
確かに、薪で風呂を沸かしていたし、農家では糞尿を肥料として使っていました。けど、
何かおかしくないか
特に、『バイオマスを燃焼させても二酸化炭素量の増加につながらない』というところ。
このお題目については多く人から反発すら出てこなし、むしろ、思わず頷いてしまうかもしれませんが、
バイオマスとして木材の活用を推し進めると森林が無くなってしまうのでは と思えますが… 🙁
現在の燃料消費(過剰消費)の是非も考えずに、それ有りきの前提条件ではすぐに破綻してしまいますよね。
このほかにも、食べ残しについても再利用(食べ残し→メタンガスを生成)しよう というのがあるのですが、根本的には食べ残しが出なければ必要ありません
本末転倒していますよね
※るいネットにバイオマスに関する記事『バイオマス市場の影響』 [3]や『日本はそんな簡単にバイオマスに食いついていいものか』 [4]も参考にしてください。
近年、廃棄物処理コストの高騰などから高度利用を模索する自治体が増えているそうですが、殆どが実験な利用に止まっていることが多いようです。
(当たり前といえば当たり前なんですが… )
バイオマスの活用が悪いと言っているのではありません。
しかし、根本原因の追求なしに、お題目だけが一人歩きし課題を見えづらくしている=思考停止状態。
これは危険な状態ではないでしょうか
次回はバイオマスという発想がどこから出てきたのか?について調べてみたいと思います
次回も読んでみよう




