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水も限りある資源の一つ

世界各国における水の使用量を調べていたらおもしろいデータを見つけました。
まず、
(以下引用)

1961 年から 2001 年にかけて、世界で使用される水の量は 2 倍に増加した。年平均の増加率は 1.7 パーセントである。農業用水は 4 分の 3 増加、工業用水は 2 倍以上に増え、生活用水の利用量は 4 倍以上となっている。
http://www.wwf.or.jp/activity/lib/lpr/lpr2004/image/figure25.JPG [1]

(引用終わり)
そして国別のデータでみてみると、
(以下引用)

グラフ 24 は、 1 人当たりの取水量、つまり、河川や湖、貯水池、地下から 1 年間に汲み上げられる水の量を示している。水は、普通、食物や燃料と同じ消費のされ方はしない。質は低下するが、使用された後、おそらく、戻される。そのため、消費量ではなく取水量が測られている。
http://www.wwf.or.jp/activity/lib/lpr/lpr2004/image/figure24.JPG [2]

(引用終わり)
なんとデータからみると中近東の旧ソビエト連邦下にあった国々が上位を占めている。
またこの国々の川を通って流れ込むアラル海が干上がってしまっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E6%B5%B7 [3]
この国々は旧ソ連時代からの農業用灌漑の為に好き勝手に多量の水を取水してきた結果が上記のデータであり、アラル海の無残な現状に至っている。
おそらく農業の手法自体になんら改善もなく、このままではアラル海だけでなく水不足に伴ってこの地域の農業自体も破綻する可能性が高い。
水資源は降雨から始まり、地下水・河川・海・蒸発そして再び降雨と循環するものではあるが、量は無限ではなく使用量が増え続ければ、いつかどこかで破綻が生じることは明らかである。
現に上記のアラル海の干上がりをはじめ、世界各地で地下水の汲み上げ過ぎによる沈下をはじめ様々な問題が生起しはじめている。
普段は何も気にしていない水資源も、他の地球資源と同様に限りある資源の一つであることを肝に銘じておく必要がありそうですね。
 ケリ太

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