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パンは大丈夫?

 一人一年あたりの穀類の食料費に占める米の割合は平成5年からの10年で11.5%下がり、パン類は7.3%上昇、麺類も少し増えてます。      (参考:リンク) [1]
 
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コンビニやスーパーに行くと、いろんな種類のパンが所狭しと並んでます。 もだけど、食べる機会が増えたパンは大丈夫なんだろうか
  パン生地には、小麦粉・糖類・ショートニング・イースト・食塩・乳製品といった食品の他、イーストフード、乳化剤、ビタミンC等の食品添加物 が使用されてます。
 これらの添加物には1日摂取許容量(ADI=Acceptable Daily Intake)が定められていたり、ADIが無制限だったりと、他の食品添加物同様、ひとまず安全性は確保されていることになってます。
しかし、色々 調べていると、ビタミンCが主流として用いられる前、主として使われていた危険な添加物を知りました。でもって、今でも最大手メーカーの一部の商品には採用されてます。。。
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それが、発がん性、催奇形性が確認されている臭素酸カリウム
 
使用の略歴
1953年、添加物に認定され、魚肉練物などにも使用されていましたが、その後’82年には厚生省が発癌性を発表。食品衛生法も改定になりました。
使用がパンのみに限定され、かつ製品には残留していないことが使用基準となりました。(残留しない条件なので表示の義務はありません
消費者運動の高まりもあって、パン工業会では大手中心に使用自粛。代替物としてのビタミンCが提案されました。
 ’90年には英国では使用禁止 になっています。
’92年にJEFCA(FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会)から使用が不適当である旨の結論が発表され、厚生省はそれを受けて日本パン工業会、パン科学会に自粛を要請。
同年、日本パン工業会はパン業界として使わない方向で意見を統一しました。
当時は製品からの測定精度は低く、残留の有無も測定精度 次第でした。
ちなみに、この物質はEUで使用禁止ですが、アメリカは現在もパン生地への使用は許可しています。
 それから10年程後の2004年、大手のY製パンが臭素酸カリウムを用いた商品を試験販売し始め、現在種類を増やしながら販売を続けています   (詳しい経緯へのリンク) [2]
臭素酸カリウムの測定精度と、製造法の研究を続けた結果、角型(食パン)で焼き方を工夫したものならば、0.5ppbの精度で測定しても残留せず、というのが再開の根拠です。表示は自主的に行っているようですが。。。
 さて、JEFCAではADIは設定できないとして許容量の目安は無く、使用禁止で実験では危険がはっきりしている物質 0.5ppb以下なら安全なのかも良く分からず、他の指定添加物に比べても、基準のあり方がです。 😡
何でY製パン1社だけアメリカとの共同研究で執念深い追求を続け、 販売に踏み切ったのか?何でパン限定の物質が、10年も業界で自粛されていたのに指定を残したままで、あげく再開までさせているのか?本当に自粛してたのか?
  この物質の機能がシェアや売り上げを規定するような、製造法や流通事情(ex.低コスト地域での冷凍生地生産と品質保持)などがあるのでしょうか。白い食パンも、他の食物同様に、市場社会 の意識を映したグレーで大丈夫とはいえない部分を孕んでいます。 😥

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